Age:17(1999-03) Birth:1981-12-13 Blood:A+ Height:167cm Weight:43kg [Voice:篠原恵美] |
嘘をつき損ねた少女 − 原 素子 |
この方も事ある毎に書いてきてるから、此処でわざわざ主張する程の事もないのですが、一応。 常識人にしてイイ女、有能な整備士。自称・男ギライ。その実、情強く嫉妬深い女。昔善行と付き合っていたが、振られて以来忘れられなくて、男の側に寄る女は片っ端から邪魔をする−このゲームをある種有名にした、素晴らしいお姉さんです(笑)。柔軟そうに見えて、実は相当にお堅いところとか、遊び慣れてそうな口っぷりからは全く想像できない嫉妬深さとか、二回やきもちを焼いたら刺殺待つのみ(笑)、とか落差も実に激しい。周りはどうあれ、私は初めから彼女に所謂イイ女というイメージが無くて、「うわーこの人ホント背伸びしてるなー痛いなあ」と思ってたんですよね。この方が文字通りのイイ女だったら、私ゃ一発ですっ転んでます。それこそ忠孝君のお相手として、留保も付けることなく完全に認知してる筈です。その位タイプ的には一見ツボだったんですけど、会話の中身がどうしても駄目でしたね。丁度相手次第の過渡期で変革期。ホントは凄い秘密知ってて、しかも生きてるのは昔の恋人の尽力の所為と知らずにいるなんて辺りは、凄く良い感じなんですけど。そこが彼女もまだ若いって事ですかね。没シナリオ3に出てくる彼女は、ホントにイイ女なんですよ。やっと背伸びじゃなく言葉が出てる感じで。 この方は、私の中でホント扱いが二転三転した方です。「もう一皮剥ければイイ女になるのになあ」と思っていたのがやりこむ内に「これでは一寸、あの軟体野郎(笑)の相手は厳しいよな。誰だこんな女にしたの(笑)」になり、「妬心」を書いて「ああこれじゃあ刺すわ(笑)。素子可愛いなあ」という変遷を経ておりまして、現状では「ヨリを戻すことは有り得ないけど、かなりストーカーな愛すべき愚かさの女」というポジションに落ち着いています。それに伴いSSでの出番の増える事と言ったら(笑) 肝心の話が抜けてましたね。という訳で絵と一緒に追加ですが(笑)、彼女について私の感じる処は次の通り。かつて、少しだけ背伸びをしようとして失敗し、それが心の傷になって、彼女なりのやり方で精一杯突っ張っている女。で、それが彼女の本質と乖離している部分が結構あって、それを素直に出せれば、本当のイイ女になれるのに、一回付いてしまった傷は殊の外大きかったようで、全力でそれを庇ってます。次の失敗を恐れて、本当の自分をさらけ出す勇気を無くしてる、臆病な娘。「秘密を話して共犯化」という「契約」行為に頼らないと、「信用」が出来なくもなっています。結果的に裏腹な言動になって、自分で自分を追い込んでる面もあるような気がしていますね。もう少し視野を広く持って、思考に幅を持てれば良いのですが、性格的にそれがないから、事態は悪化している訳です。そして、凄まじい迄の執着心と独占欲。これは傷を得る前からほの見えてるので、これが彼女の本質なんでしょうね。GPMの女性陣は多かれ少なかれ、そういう処がありますが、その中でも彼女の拘りは強烈な部分があります。この激しい執着心と臆病な部分と、思考幅の狭さがないまぜになって、「裏切った(と思いこんだ)相手を刺す」という行動に繋がってるのでは、と思っております。 相手は…実は終始一貫して若宮と上手く行って欲しい、と切実に願っております。素子さんの相手は若宮しか居ない、とかなり狭い事を考えている位、彼女にとっての若宮は、癒し系で、お似合いだと思っているのです。案外この二人、似たもの同士ですしね。萌に目を掛ける忠孝君に頭に来て、萌を虐めるなんて事してないで、手近のわんこで手を打つべきです。ですが、私の話では、いつも振り向かない素子さん。そんなにアレが良いんですかねえ。全然自分を気に掛けてこないのが面白くないってのもありますね。まあ、ああいうのを相手にしてると、若宮君は一寸物足りない人ではありますか。一度徹底した若宮×原を書いてみたいと思いつつ、いつも間に余計な馬鹿が(笑) |