自称・コテコテの関西弁娘だが、母親が関西人という事でその言葉を真似る事で明るさを演出している、実は5121唯一の志願兵。金銭にうるさい、しっかり者で有能な事務屋。此処へ来る迄は地味な目立たない娘だったらしいが、此処へ来るにあたり髪を短くして染め、言葉も変えたらしい。それもこれも全ては狩谷の為。狩谷とは前の学校からの付き合いで、憧れのヒトだったが、彼を偶然から現在の状態にしてしまった事に大いなる引け目を感じており、彼女が全てにおいて、金銭に拘るのは狩谷の手術代を捻出する為のもの。一説にはその手術代を捻出する為に、身体を売っているという噂もあるが、事実は定かではない−世話好きで、一生懸命で、本当に良い娘です。情報収集に長け、締まり屋で、何事にも金！なある種のステロさんですが、それもこれも全て惚れた男の為。そんな処まで浪速恋しぐれ＜訳わからん(爆)。本当は地元民の地味な大人しい娘で、バスケ部で華やかに活躍する狩谷に憧れ、応援し続けるファンの一人だったのに、自分が声を掛けたばかりに、狩谷は電車にはねられ半身不随になってしまった、その罪悪感が彼女の全てを突き動かしています。只でさえ重い現実に押し潰されるのが怖くて、痛くて、辛くて、でもそれを耐える為に、敢えて今のスタイルを取っている、痛ましい嘘吐きでもあります。狩谷が好きで追っかけてるのか、罪悪感からなのか、それはその時々で印象が異なるので、本人の中でも揺れているのでしょう。無神経な様でいて、しっかり周囲を観察し、物凄く気を使う娘。Ｓ以外の絢爛舞踏エンドで、気が狂う彼女を見るのは、涙が出る程辛いです。

　モノカキ的には、言葉かなあ(笑)。心情的に大阪に憧れては居ても、生粋の関東人としてはやはり現地人には敵わない訳でして。ただ私には「意識せずにいると三日で現地言葉が移ってくる」という怪しい特殊技能があるお陰で(笑)、昨今は世のヒトが「関西弁」と大まかに括るのを良しとしない程度には、言語認識能力が上がっております。ちゃんと頭の中では音付きでイントネーションの把握も出来てます。大分監修も緩くなってきたかなと。まだまだでしょうか先生(笑)。キャラ的には凄く好きな娘なので、折に触れて書いていきたい感じです。

　カップリングは…やっぱりなっちゃんですね。是非とも報われてほしい、と切実に思うから。縛られる、という印象もアリだけど、Ｓランクが達成された場合、彼の足は治ってしまったりするらしいしね(笑)。ただ、次点として面白そうなのは、忠孝君と覚醒前速水かな。あと、来須や若宮も面白そうではあります。堅くて、頼りがいのある、誠実(とかいうと前二人が笑っちゃうけど)なヒトが彼女の相手にいいかなと。速水は裏性格のない、没シナリオ２に出てきてる本当のぽややん君なら、という限定付き。でも世話好きは面倒掛けたがりの方が好きだからなあ。