天然記念物並の一世代前のスケ番ねーさん。でも本当は少女趣味で可愛い物好き(笑)。スカウト経験者らしい。5121に来る前に居た部隊は、自分を残して全滅した。「神の拳を持つ女」の通り、青い光を放つそれは精霊手であり、実は精霊とのハーフ。Ａの「娘」の一人であり、竜候補にカップリングされる筈だったが、その対象が死んだ為に教育を途中で打ちきられている。事の終わった後、「娘」の中で只一人残る事をせず「風渡る者」となって絢爛舞踏祭に登場してくる−いやもー、純情な可愛いねーさんですよ☆普段オレ、とか言ってるのに付き合い深くなると私とか言い出すし。根が単純で純情で一本気。大好きです、カオリン☆。タイプ的に舞そっくり、ってのは「竜教育」の所為なんですかね。没シナリオ１にして「武闘伝・香織」では、親友を勝吏配下の軍人に殺され、同じ芝村の舞に恨みを抱いて攻撃するも、護衛のヨーコに完膚無き迄に叩きのめされ、それで腐るもヨーコに鍛えられていく内何かが変わるといった物語が隠れていたりします。所謂熱血系担当とでも言うべき熱いキャラでもありますね。「オレの拳が光ってうなる！ばぁくねつ！ゴッド、フィンガー!」＜違う(笑)

　昔いた部隊が全滅した事は、彼女の中で傷になっている様で、人に馴染まない様にしているのも、一つの保身なのかも知れないし、或いは彼女なりの気の使い方でもあるのでしょうね。本当はそういう気遣いと無縁そうな性格なのに、それでもこういう意識の仕方をするのは、経験の重さなのかも知れません。ガンパレードマーチを、本当の救いとして歌う、そんな彼女。それだけに気を許した相手には、全身でぶつかっていくような感じですが、素子さんに比べて粘着感がないのは、この性格の賜物かと。こういう気持ちよさは正に舞に繋がる感じがあります。中途半端な教育なので、ののみや舞に比べて確かにフェロモンの出は悪いのかも知れませんが、精霊とのハーフってだけでその辺りに何か惹き付けるモノが出そうな雰囲気がありますし、どうしてどうして、付き合いが深くなってくると見せる意外な可愛らしさがクセモノです。やはりそれなりに調教されてると見た方が良いでしょう。

　カップリングとしては、速水、来須辺りが似合いかなーと思ってるのですが、意外と忠孝君とも合いそうな気がしています。この子もタイプとして舞と同様の傾向があって、多分誰とでも合うし、誰か一人に照準が定まったらその相手にメロメロになってしまいそうな感じなんですよね。純情さんだし。舞と異なるとすれば、多分その考え方から言って、自分より何らかの形で秀でており、気持ちの面でそれと知らせずに甘やかしてくれる人が一番性にあうのでは、と愚考中。