7: | 今更な話し(笑) |
GWスペシャルという事で、突然思い立って此処を増量してみることにしました(笑)。お題は二つ。本当に今更な話です。 1:ゲーム初心者のGPM攻略ルーチン 私は自慢じゃありませんが、「どこでもいっしょ」がやりたくて初めてPSを買ったという、とんでも無いゲーム初心者です。ゲーセンは少し通いましたが、それでも殆どパズルとクイズだけの人で、反射神経を要求されるものや対戦型ゲームには手を付けたことがありません。PCゲーに至っては会社で流行ったテトリスとレミングス(それもJ-3100版)、ウィンドウズに当初からくっついてるゲームの他はエロゲーしか無いという凄く困った人だったりします。そんな私がGPMを攻略するのは本当に大変でした。そんな私の、現在確立している攻略方法を書いておきます。何故かと言えば、どうも私のような戦闘スタイルは、余り居ないらしいんですよ。誰に話しても妙な顔をされるので、とりあえず書いておこうかと。多分役に立たないですが(笑) ◎2ndルーチンの流れ [1] 3月は特訓期間に設定 使うキャラの基礎状況を見極めて、まず行うのが体力増強。ポジション判明の初日放課後以後、学校サボって訓練をします。勿論弁当は2つ作る。極楽トンボは一回貰えば後はないので、まず授業には出ません。此処で重要なのは自分のポジションがソロで無い事。単座・司令・整備班長・事務官・医務官・指揮車整備以外は複数職なので、放って置いても仕事のパラメータが増加します。訓練時は仕事に構い付けてる時間がないですから、頑張るNPCと組んで、仕事をサボるのです。それが気になるのでしたら、意図的に無職になるのも手。但し、この場合は戦死者が出る場合がある為、ハンガーの状況をこまめに探る必要があります。自分がウォードレスを着られるキャラの場合は必ず着る。8時間フルセット訓練しても倒れない身体になったら、他のパラメータ上げの訓練をします。その合間に技能と必要な提案とアイテムを拾って回ります。知力が700を越えたら、弁当食っては詰めて、一気にテレポートまで取ります。この間殆ど人間関係は弄りません。ただ、どうしても必要な提案を取るための会話を実施する関係で、少々歪んだ関係値は出来上がってる事が多いのですが。 そうやって、4月の頭までにどういう兵士を作るかというと、 ・体力・気力とも1000越え
これで、基礎力が強力に高い戦士が生まれます。 [2] 4・5月は関係値と撃墜数稼ぎ月間 4月になったら全てを本稼働します。不幸にも(笑)3月の段階で「降下」が取れていると初日に降下作戦がやってくるので、その時はそのまま現在のポジションで戦います。ですが、そんな事が無い場合や降下作戦後、発言力を確認して、私は一回スカウトに転職します。そう、意図的にウォードレスの変更を実施するのです(笑)。自分の必要な装備を陳情し、NPCに取られる前に、朝イチで「武尊」に変更します。そして、カトラスの在庫を確認したら、万引き済み(笑)のリテルゴルロケットと装甲を背負い、煙幕手榴弾を二個装備し、両手に40mm高射機関砲を持たせて、次の戦闘を待ちます。つまり、一回は必ずスカウト戦闘を行うのですね。そして此処でズル技を使って、カトラスと40mm高射砲の両方を持たす。これが私のスカウト時スタイルです。これの難点は、40mmを捨てないので、減ステップが発生する事ですが、この段階では減ステップが気にならないほど強くなっているので関係ありません(笑)。 此処でこのままスカウト生活を送るならこのままですが、他のポジションになるなら、上のスタイルを作ったところで任意に異動陳情を掛けます。嬉しい事にスカウト時のウォードレスと装備は引き継がれるので、これで万一撃墜されても全く問題なし。戦車兵に異動した場合、次は戦車装備の準備ですね。私の戦車装備の基本は装甲+大太刀+アサルト+煙幕弾+弾倉かな。複座の場合は弾倉のスペースにミサイルが入ります。アサルトを担ぐのは煙幕弾を打つ為で、掃討戦以外、殆ど使いません。NEPの時は、スカウトの時と同じズル技を使って、大太刀とNEPを持たせます(笑) 私の基本戦闘スタイルは戦車でもスカウトでも白兵型なのですが、初心者の癖にこんな無茶な戦い方を取るようになったのは、序盤にやたら戦車をぶちこわしては降車を繰り返してた所為。降車して迄戦えるとは知らず、逃げて回っていたのですが、降下作戦時の偶然から「キック」のものすごさを知ってしまったのが運のつき。以来「キック」と「突く」を主体とした戦闘スタイルになってしまい、壬生屋に負けない特攻先行・白兵型になってしまったのでした。そんな訳で三月の徹底した鍛えが必須なのです。 後はとにかく稼いで稼いで稼ぎ捲ります。打たれてパラメータが削られる前に、大物に接近して撃墜し、掃討戦になったら間に合わない場所の幻獣をアサルトでぶち殺す(笑)。此処でやっと少し訓練にも余裕が出来てくるので、仕事をしたり、少し人間関係を弄ったりして、色んな目にあう訳ですね(笑)。なお、帰ってしまういいんちょ向け攻略ですが、流れとしては「無職になるのを待つ」「半端に関係を上げたら、手紙に応えず逃げ捲って最終週迄引っ張る」「肝心の台詞を言わせる二歩手前で我慢」「最後の日曜までにデートの約束をとりつけ、関係を成立させる」ですね。素子さんに刺されない為には「やきもちを二回焼かせない」これですね。士魂号の秘密がキーワードなので、言わせてしまったら例え女でも、やきもちになってしまえばアウトです(笑)。 2.私がアレ以外の話を書か(け)ない訳(笑) ウチのGPMパロショートは先ず9割方が、善行忠孝中心です。他のキャラを主体で書こうとしても、何やら妙に薄味だったり、奴が何処かにかんでたりして、困った事になってます。が。別に書き易いとか惚れてるからとか私のテラーな方向と相性が良いからとかだけでは無いんですよね。 熱意がないキャラ(滝川・壬生屋・茜・遠坂・教官ズ・ブータ)では勿論ネタが初めから出ませんので、書く気などハナから無いのですが、熱意はあっても駄目なキャラってのもあるんですよ。例えば速水は、主体でなく、どうしても外から見た方が面白いという気が先に立ちます。ここらへんはプレイと同じ。瀬戸口はこれでもかって位、大本営発表が揃ってしまったので、私の書きたいと思う行間がない。強いて言うなら先代シオネの椿様の話位です。この辺狩谷や祭もそうなんですよね。真紀や精華は世間の同人屋さんに好かれたお陰か沢山話がある様で、私が考えるまでもない。この辺り、素子さんや萌もそうですね。ちなみに此処でも書いておきますが、素子さんについて以前此処で言ってた内容はすっかり撤回されてます。「妬心幻想」書いたお陰でまた見方が変わって、「素子可愛いじゃないか」派になってますから(笑)。来須やののみは設定が微妙で、考えるのが難しいんです。若宮は逆に少し設定が浅いので書きにくいってのがあります。それに、素子さんや萌と共に忠孝君の相手にとてもし易い面があるので、主体にしにくいんですね。 キャラ的に書きにくいのも居ます。例えば舞や新井木は、私の中に引き出しが足りないタイプです。岩田はギャグモードを書くのがすげえ難しい造形です。私が岩田をシリアスに書きがちなのは、単にギャグ側を描くセンスが無いだけ。本当は書きたいんですよギャグモード。中村も結構書いてみたいキャラなのですが、熊本弁が立ちはだかってます(爆)。そんな訳で、今の処書いてみたい候補に残っているのはヨーコさんと香織。女ばかりじゃねえか(爆)。余談ながら私にとっての忠孝君は、とても他のキャラとしゃべらせ易いので、相方としては誰でも出せるのが強みです。そうやってなんとか他のキャラも書いていきたいモノですね。とりあえず、熊本弁監修者募集(笑) |
6: | クロスオーバー一覧(笑) |
穴蔵に引っ込むつもりがそこら中で書き散らかしてるGPMネタ。ゲッターみたく全部ひっくるめた腐れ日誌のページを作れば良かったんだけど、序盤はリプレイだけでなんとかなると思ってたからね。結果的にそこら中に垂れ流して、余り意味がなかった。リプレイ以外に書く事がこんなに出来るほど、はまるとは思わなかったんだよ〜(泣) と、言う訳で、関連垂れ流し分のサイトインデックスなぞを此処にずっとおいていたんですが、この度リニューアルに合わせて此処にGPMオンリーサイトマップを作ってしまいました(笑)。以後はこちらからどうぞ。勿論こちらも、追加の度に随時更新。というか、腐れ作れ>俺(爆) |
5: | 見えて来たもの−或いは素子様に関する幾つかの事情・改訂版− |
この処、NPCに関する解釈がどんどん変わって来てて、パロを根本から立て直さないといけない事態になりつつあります。やはりゲームはやりこまないと駄目だなあ。内部データ抜いて読んだだけでは、分からない事って確かにある。台詞の出てくるタイミングやBGM、シーンの順番や他のNPCとの絡み方で、受ける印象が全く違うってのはこういう事だな、と今更ながらに再認識した次第。ましてこのゲームは今迄やってきたのと違って、固定度が低いから余計だわ。やればやるほどキャラの陰部が見えてきて、どこまでも表層理解でしかなかったと感じる自分が居る。彼らにとってのSランクって、本当に絶望と哀しみの全てを、血を吐く様に踏みしだいて立ち上がった末に獲得した、最高のハッピーエンドなんだな、と今更の様に思います。ただ、フルコンプをするには膨大な時間が掛かるのが一番の難儀だよな(笑) 没シナリオや裏設定を読み、NPCのそれ(特にレベル3)を念頭においてプレイしても、そこまで感じる事は、少なくとも3rd迄は無かったです。むしろ違和感があった位。それを明快に感じ始めたのは、4th位かな。来須をやる事で見える、ヨーコさんの印象が微妙に変わり始めた。当初の印象は「大きな母性」の具現かと思ってたんですよ。それが例えラリって導かれたモノだと知っていても、ね。それが、なんというか、必死に縋り付くような媚びが台詞の印象に付いてくるようになって、そこで初めて彼女の「レベル3」が腑に落ちた。これは言葉で言っても判って貰えないだろうなあ。だって3rdの時と台詞表現自体は変わってないんだもん。ただ、私の受ける印象が徐々に変わったっていう、極めて主観的な感覚だから。そうなってくると、ゲームをやりこむにつれて、他のNPCの印象まで変わってくるから不思議。今迄Aだと思って聞いていた(そのAだって色々知った上での解釈だから、いい加減歪んではいるんだけど)言葉が、Bとして全く違う印象に変わってくる。しかもBの方が痛い解釈なんですよ。「そうか、こいつら、こんなにギリギリで話してるんだ」ってね。それに出始めた「大本営発表」が拍車を掛けると。 で、保留5thや6th,7thは特にそれが酷い。キャラ補正の存在に気付くと、余計意図が見えてくるからね。例えば舞には絶対照れた顔とかしなかった来須が、田辺には凄く切なそうな反応をする。或いは、舞に優しい忠孝君は、どんなに高い関係であっても田辺には冷たい。田辺が良い顔するとぐんぐん関係を上げる岩田は、逆に舞には無関心だ。そうやって深入りすると見えてくる、裏の顔が、予想以上の深さをもって迫ってくるようになったのですね。7thなんかは必要以上に素子に深入りした所為で、総合的に受けていた彼女の印象が、がらりと変わりました(参照は此処)。初めて刺された所為じゃないです(笑)。でもこれは、忠孝君でやった所為かも知れません。尤も、初めから私はこのヒト、世間で言われる処の「魅惑的で色っぽいお姉さん」という印象が全く無かったんですけど。もっと良い女になる素養を持ってると思ってたんですよ。此処迄フツーの女だとは思いませんでした。吃驚。前言撤回(爆)。これでは「善行・原」、個人的にはとても支持できないっす。何より双方の安寧の為に(笑)。してみると没シナリオ3の格好良いアレになるには、若宮君の存在が大なんだな。ああ、やっぱ女は男次第だ(笑) こうやって解釈が変わったところで改めて内部テキストを読み直すと、また印象が大きく変わりますねえ。その上話の流れで受ける印象が違いそうだ、なんて推測も出ちゃうんで厄介。音楽は音楽で更に歌詞の意味が深くなってくるし。これはやっぱフルコンプしかないよなあ…うーんうーん…まだ踏み切る勇気と覚悟が無いよう(TT)(TT)。流石にプレイする事自体には一寸飽きてきてるし。とりあえず、個別イベントを見きっていない新井木と壬生屋と田辺と茜と中村と遠坂を何とかするか。壬生屋と速水の戦死イベントも起こせればいいんだけどね。 |
4: | 素子様に関する幾つかの事情−または「善行・原」を敢えて支持しない理由− |
此処や此処で書いてる内容を見ると、まるで「善行・原」否定論者の様にも読めると言われたので、一寸補足。先ずはっきりと宣言しますが、全くそんな事はありません。それどころか、ドロドロの当てつけモードな今の状態も含めて、この「公式見解」は相当に好みのカップリングですらあります。物書き視点としても実に楽しい組み合わせだと思ってますし。此処だけは間違って欲しくないです。この辺「この二人は運命のカップルなんだ」と自分に言い聞かせてるのに、いざゲームが始まると絶対くっつけさせない(笑)「速水・舞」とはえらい違いだ(笑)(*1) では何故敢えて別カップリングばかりを主張しようとするか。それは、それぞれのキャラのスタンスを思っちゃう程、この二人には思い入れがあるからなんですよね。こういう時、私は先ず好みの(笑)女性キャラの幸せを思ってしまう人なので、素子様の事を考えちゃうんですよ。この娘の背伸びがとにかく見ててツライのね。もっと等身大の素直な自分であって欲しいと思うのに、一生懸命今のフリを続けてるのが垣間見えて、そのフリが自分を守るためだってのが更に判っちゃうのが痛い。しかもそのフリをする遠因が、間違いなくあの男にある。それで本人が幸せならいいんだけど、全然そう見えないから可哀想でしょうがないんですよ。ああ、無理してるな、痛々しいなって。無理や背伸びもやせ我慢でし続ければ、いつかはそれが本当のスタイルになって様になるけど、今の彼女はまだその域じゃない。その上、じゃあその努力が報われるのか、というと、これ又報われなさそう度がエライ高いのが相手だからなあ。彼女が「自分を見なくても良い」みたいな思考回路を持てれば、まだ確率もあるだろうけど、どう考えても「私だけを見て。他を見るのは許さない」だからね。女以外を見据えている男にそれは無理でしょう。 忠孝君については既にそこら中で書いてますし、これからもきっと折に触れて書くと思いますんで(笑)、此処で敢えては述べません。ただ、こいつは絶対に素子様が望む様には女を見ない、という事だけははっきりしてるんですよね。それは平時でもおそらく。だからこそ似合いのコンビって感じも実は一寸あるんですけど(笑)、このカップルを成功させるなら、素子様側の意識変革が不可欠だと思ってます。多分ね、今の背伸びより、素直な等身大を表現する方が、男の気を向けられるんじゃないかな。そこが絶対裏目になってると思う。裏を返せばそれだけ彼女自身が傷ついたって事でもあるんだけどね。彼女の美点でもある「常識人」、これこそが完全な足枷。要するに思考が固いんですよ。口調はアレだから柔軟な人に見えるけど、あくまでフリだから、実はガチガチ。だからずれた時のダメージが激しくて、パニックになったままいきなり行くところに行き着いちゃう。それじゃあ、あのタチ悪い軟体思考(笑)を相手にするのは無理だって。アレは素子様と逆に固そうに見えて、相当に軟派なんだから(笑)。それでも一回はカップリングに成功してるんだけどね。この辺、実は早く公式見解版の小説が先に進んで欲しいと密かに思っているのだけど(笑)、どうも書いてるヤツがCDドラマか次回作(笑)に取られてるようで、2月以降ぱったり止まって進んでないのががっかりだ。聞く処によると相当に評判が悪いそうだが、おいらはキライじゃない(笑)。公式見解版がなければネタの一つも出せるってもんだけど、どうも決まってるみたいだからさ。インサイド書きの制約はこんな処にもはたらいてしまうと。本当は「善行・原」でも一本書いてみたいのに〜(笑) まあそんな訳で、素子様の幸せを願うイタノさんは、「善行・原」を支持しないという訳ですはい。だから没シナリオと思われる「若宮・原」の展開が結構お気に入り。ほだされていく素子様が可愛いし、若宮君、もう一押しだ頑張れ!って感じで、なかなか楽しいです。大体私は、若宮君と素子様は意外とタイプが似てると思ってるんですよね。わりかし単純な処とか感性とか(笑) *1:ヒトの書くネタとか「大本営発表」とかでは全っ然、気にならないのだが、自分でプレイしている時だけは、何となく妨害してしまうんだなこれが。「善行・原」が「成立してもしなくてもOKだけど、刺されたら恐いのでパス(笑)」なのに対し、「速水・舞」は「成立すると『俺が』面白くないのでNG」だったりする(爆)。理由?舞を速水にやりたいとは思わないからだ。そこには理屈なんかない(爆笑) |
2: | 参考情報(笑) |
折角だから、1stプレイと2ndプレイの最終情報も公開しておきます。3rdは此処、4thはこちら、6thはこの記述をご覧下さい。なお、中断してしまった為、5thパラメータはありません。ご了承下さい。
1st最終パラメータ 追記:
2nd最終パラメータ 追記: |
1: | イタノが「世界の選択」に抗う訳(笑)−或いは強烈に善行・舞に拘る理由(笑)− |
先日GPM友達と話をしていて、「世界の謎的には絶対に有り得ない選択ですよそれ」と言われてしまったイタノ拘りのカップリング、善行・舞。ええ、判っておりますとも。設定マニアでインサイド書きで謎erのこの私が、「舞には絶対速水」「善行なら原だけど、あいつは女は選ばない(笑)」という「世界の選択」を知らない訳無いじゃないですか。没シナリオも外伝も読んでるのに、分かってない訳ではありません。 まあこの拘りの1つには、自分が舞でやった時に善行にはまった、という経緯があるんで、端から歪んだ設定なんですよ。元がリプレイだし、腐れ目の主眼は舞ではなく忠孝君にある。自覚あります(笑)。それに、何となく速水と舞をくっつけたくなかった(笑)。速水と舞はそれこそ本当にこの世界では「運命の絆」カップルなんで、こういう考えを選んでは絶対にいけないんです。ええもう重々承知してるんですわ。ですが、まあ、なんつーかその、エヴァで「トウジ・レイが好き」と言っちゃうような私ですから(笑) その上でなおこの関係に拘る理由は那辺? 「Liar's_LOVE 1st_Edition」のあとがきで濁してた部分を此処ではっきり書いてしまうと、私の中の忠孝君の1番は、やっぱり素子様なんですよ。或いは先日、ずっと疑問に思ってた事が解決した事で判明した、田神が1番だろうと思ってます。素子様や田神は彼にとっての憧れ。そして一番大事な人は危ない目に晒さない、というのがこの男の根幹にあると思ってます。その為なら嫌われても、別れても構わない。一緒に傷ついたり、汚泥にまみれたりは、して欲しくない。彼女の知らない処で、彼女を守る為の戦いをする。そういう男だと思ってるんですよ。 その一方で、土壇場で「女と理想、どっち取る?」と言われたら、理想を取ってしまうだろうと思われる部分が凄くある。どんなに女が取りたくても、性質上、悩む事無く「正義」を選ぶ男でしょうから。だから、傷と重荷を拡大しないために、憧れは憧れのままにしてしまうんだろうと思ってます。例えそこで女が「私も一緒に行きます」と言ってもね。「貴女にはそんな事をして欲しくありません。これは私のわがままですが」とかほざいて女に「貴方は女の心が判ってない!」とか言われても、にっこり笑ってかわしそうな気が凄くするのですな。 そんな男が伴侶(この場合は単に共に生きていくパートナーとしてだけの意に取って下さい)として選びそうな相手を考えてみる。私が考えたのはやはり、傷を舐め合って慰めてくれる者か、権謀術数まで含めて共に闘える者、なんですよね。それもかなり強引に一緒に闘う者。 前者のポジションは圧倒的に萌。これは公式見解でも認められてるし(笑)、萌はののみとならんで、何故か心に傷持つ男達の、癒し系アイドル(笑)だったりします。暗かろうとオカルトマニアだろうと、いじめられっ子だろうと、心優しい良い子だもん☆ では後者は、という話になると、あの顔ぶれでそこまでいけるのは、やはり舞しかいないんですよ。一寸子供だな、とは思うんですが。忠孝君はなまじ「良く知っている」立場なので、半端な女じゃ駄目なんですよね。対等にいけるのはやはり「芝村」の者位じゃないか、と思う訳です。私はね。 此処で素子様の哀しいところは、今の段階ではどちらにも向いてない、って処だと思うのです。普通の女の子なんですよ。もう少し成長すればどちらにもなれそうなんですが、哀しいかなあの時点の彼女は、どちらにもなれていない。それどころかどちらのポジションからも対極に位置してるんですよね。それではあの現実的な男に選んでは貰えない。それが判らないから、嫉妬に狂って当てつけると。没シナリオの頃位だと結構いいんだけどね。でも多分この時の素子様は、既に忠孝君への心情に、ケリが付いちゃってるし、奴へのそれよりも大きい悔いが、他のキャラにあるようだし(笑)。 翻ってもし田神なら…これは憧れても届かないキャラだからなあ(笑)。守って貰う必要もない人だし。追い掛けても手の届かない人だから、一寸扱いが違うでしょう。こっちはもう純粋に夢で希望で憧れだろうな。この仮説が当たりなら、私もすげえ嬉しい。舞ネタやめてもいいや(爆笑) あーおほん、閑話休題(笑)。「じゃあ舞の方の心情は?速水は?」と思う向きもありましょう。翻って今度は速水と舞側のイタノ的事情+イタノの考える善行と舞の関係についてなど。 舞と速水はお互いに惹かれ合うように調整されているという設定ですが、よく見ると舞の方には結構とんでもない設定が隠れてます。元々最大のモノを惹き寄せる為に作られているから、誰もが惹かれてしまう魅力を持っている、というのがそれ。つまり、男の側に余程に自覚がないと、結構惚れ易い相手なんですよ。私は、自覚があっても怪しいかも、と思ってる。その上、あのお嬢さん、人間関係にはエラい奥手なんですよね。権謀術数があれだけ出来るのに(他の「芝村」には通用しなかったけど(笑))、こいつだ!と思った男には猪突猛進(笑)。横暴で横柄で理不尽な主張で必死に副音声ラブコール(笑)。茜のラブレターに参ったり(笑)、来須に素直だったり(笑)。まあ茜はねー。速水とねー。色々あるから惹かれ易いってのもあるのかな。何れにせよ、この二点につけ込む余地有りと見た訳です。 速水の場合は…なんか舞より香織や精華とくっつけてあげたいな、って気持ちが私にあるんですよ。これは速水の気持ちより、香織や精華の肩を持つ「友人」としての気分が多分に優先(爆笑)。速水自身の最大級は舞だからねえ。これだけは流石の私の中でも揺るがないから、悩み処。ただ、公式見解的にも香織とくっつくのはそんなに難しい話じゃないんで、二義的にはオッケーだと思ってますが。精華はね。どっちかいうと忠孝君における萌のポジションなんで、振り向いて貰えないかも。没シナリオが正にそうだし(笑)。いずれにせよ、善行・舞の整合性(笑)のために、一度この辺の話は書いてみようと思ってます。 で、善行と舞、私の中の実際の二人の関係ですが。 あんなゲロ甘話書いといて何ですが、100%のごっつい恋愛ではありません。本当にパートナーとしての関係です。様々な局面で闘う時に背中を任せられる戦友であり、汚辱に疲れた時に、判った上で、精神的に癒してくれる相手。恋愛と友情の中間みたいな関係だと、思ってます。ってのは、忠孝君の理想はそこにはないし、彼はきっと舞の奥底に、舞自身も気付いていない速水の存在をきっちり感知している筈なんですよね。だから今このツライ時期に、偶然から一寸だけ、舞を借りている、そんな感じだと思ってます。速水にすまないと思いながら。だってきっとあの男は、いざとなればきっちり舞を切り捨てられる筈で、下手するとそれ以上に速水に心酔している筈だから。レンアイ的には目先しか見えていない(笑)舞と、女以上に他を見てしまっている善行というのが、私の中の二人です。それで「世界の選択」に抗って、「予測」通りの「魔王」を呼び出してしまうのは、「理想」を追い求めてる忠孝君にとって、最悪の選択肢でしかないと思うのだけど、それを面白いと思うのがイタノというやつだ(爆笑) ま、そういう話なんですよ、このカップリングに私が拘るのは(笑) |