Age:14?(1999-03) Birth:1984-84-84 Blood:A+ Height:178cm Weight:64kg [Voice:結城比呂] |
ジ・アクター − 岩田 裕 |
身体を張ったギャグに全てを掛ける男。ソックスハンターで、電波君で、常識を蹴倒して生きている男。時々電波から他の世界の人間を憑依させたりしている(本人談(笑))、常軌を逸した行動を取る男。しかしてその実体は、セプテントリオンの一員であり、ラボの研究者だった事もある、そしてAに心酔し、芝村内部から裏切っている男。全ては嘘であり、「アリアン」こそは自分。本当に会いたい人物を追って世界を渡る−こいつもある種格好良いです。踊るし回るし伸びるし血吐くし。ギャグは寒い上に出典が皆判る自分が哀しいのですが、時折見せる、電波にかこつけた本音が結構クール。ある種フェイクで固められたガンパレードマーチというゲームの象徴でもあります。全てを演じてると言う意味では、忠孝君の上を行ってますね。 個人的には、ゲーム中で凄い場面に一杯遭遇してまして、非常に戦友意識の高い相手でもあります。使えないNPCの多い戦場で、八面六臂の大活躍をしてくれた御恩は、そう簡単に忘れられるものではありませんよ。その上没シナリオ用CGラフにとんでもないカットがあったり、没設定に半身絵があったりと、もしこの没話の方が活きてたら、絶対彼イチオシでした。無条件で(爆)。策略家で、全てを演じており、ホントの事は何一つ言う気がなくて、「本当に好きな人」の為にセプテントリオンを裏切り、その「娘」達を大事に思う−うわ、誰かにそっくりやし(笑)。彼の嘘は他者や自分の傷を守るためではなく、単に自分を他から欺くためだけなんですけど、嘘を付くのが楽しいってのも絶対有りですね。そういう意味ではこの男もまた一寸違うタイプの嘘吐きであります。 モノカキ的には、非常に書いてみたいキャラの一人なのですが、哀しいくらいギャグセンスのない私には、彼のぶっ飛びぶりを書く力がないんですよね。あの振れ幅を書くのもそれなりに技量…というかセンスが求められますから。だもんで、勢い私の話の彼はシリアスになりがちで、ファンには申し訳ないなと思っておりますはい。更に、ゲーム体験が邪魔をするのか(笑)、脳内妄想では、ウチの忠孝君と彼とはよくセットで出てきます。意識自体は明後日かもしれないけど、同じ目的達成の為の協力者という処ですね。政治担当と科学担当、みたいな棲み分けをしている感じの、同じ秘密を共有する、ある種対等な関係。追い掛けてる相手も軟体思考も周囲を欺いてるのも共通してますし。しかしながら、友人と言うには確固たる立ち位置と境界線を持っていて、交わろうとはしません。或いは同族嫌悪を持ってるかも知れない、共犯関係というのが近いかも(笑) カップリング…は難しいなあ。こいつも何となくAを追い掛けてる様で、相手が思いつき難いんですよ。誰と組ませても面白いんだろうけど、その向こうを見てしまってるようで。 |