突っ走る元気者。人の話は余り聞かない。考え方としてはかなり利己的で現実的。所謂ジコチュー。しかしながら、その言葉は的確に真実を突く。彼女こそは世界が寄越した決戦存在−まあ、こんな処ですかね。最近一寸見直したとはいえ、やはり余り興味の湧かないキャラではあります。元ネタになったと思われるキャラの方が、もっと素敵に良い子だと知っている所為かも知れませんが(笑)。読み方が大誤植だったって事が、ＣＤドラマで明らかになり、式神ではそちらに準拠してるってのも相当問題ですね。ゲームでは「あらいぎゆうみ」ですが、公式的には「にいぎいさみ」で、式神で出てくるのが「ニーギ・ゴージャスブルー」。名前、元ネタに添うのがヤバイから「ゆうみ」にしたのかと思ってたのに(爆笑)[2006-04追記：…と思ってたらどうも中のヒトが居た模様。キャラデザラフ案見て絶対あのアニキャラだと信じてたのになあ…舞台も花岡山だし宇宙人居るし(謎笑)。レイカみたいな例があるんだからガワはアレで元ネタと全く違う歪みっぷりは中のヒトの所為なのだろう、とか往生際の悪い事を言ってみたり(爆笑)]

　付き合いが深まってくると、悩みのレベルが結構イマドキの女の子だったりして、結構良い奴だってのが判って来るんですけど、表面はキツイって言うんですか？相手の事情は全く斟酌しない、自分だけの事情でズバッと本質をつく。その本質をせめる能力こそが「決戦存在」としての能力であるらしいのですが…昨今の選ばれしイキモノの如く扱われるのがどうにも気に入らないですね。別に彼女には絢爛舞踏にも風渡る者にもなってほしくなかったです。その世界が歪みを補正する為に生み出したというのなら、それこそ普通のイキモノのまま、その世界に在り続けてほしかったですよ。普通の人間だからこその「決戦存在」の重さが出ると思うのですがね。来須を追いたい余りそうなったって事なんですか？どうやらスタッフ側が好きなキャラの様ですが、つまらない設定に落とし込んでくれたものです。

　カップリング的には…なんか特に思いつかないなあ。結局自分のペースで男を振り回しそうなんで、誰でも良い感じな気がするんですよね。没シナリオに絡んでくる若宮との話は、悪くない雰囲気なんですが、滝川と同レベルのやり合いもまあ良いかなと言うところでしょうか。