幕間 あとがき

 勿論、「まくあい」と読みます。純粋にパロという点では第一弾かも、というショートです。此処でも一杯言い訳してるけど、「涙の河を越えて」や3rdマーチの各ショートは完全にリプレイ再現(少しだけ捏造もあるけど(笑))だし、「Liar's Love -1st_Edition-」も元ネタがある上に台詞はゲームからそっくり貰ったものがあります。「訪問記」はシャレなのでカウントには入りません(爆笑)。全て一から、という点では、こいつが1つめになります。ああ、やっと自分の内部で完全消化したネタが出たよ。それなのに、何処にでもある如何にも凡庸なネタで済みません、というか、私の書くネタなんていつもそんなレベルだと思うんだけどさ(爆)。でもやっぱり、これ書かないと先に進まないような気がしたのと、筆が滑っちゃったんですよね。速水の台詞が出てきたら、止まる事なくとんとん拍子に話が出来てしまったので、書くしかないか、と。早いよー?仕上がるまで正味一日掛かってないもん。まあ、ショートだからね。ホントのエキスしか抽出してないし。

 「うわー絶対誰かが書いてるってーかぜってーどっかでおいらも読んでるよこんな話し〜」みたいな処を除いて、不満があるとすれば、ダーク速水が何やら小悪魔(笑)な処かな。いや、これはこれで気に入ってるんだけど、もっと速水君の病的な心の闇の深淵に切り込むネタになれたらよかったのにな。まあそれは、「喪失(仮題)」の方で描けるかも知れないので、希望だけ抱いとこう<をい。ちなみに以前此処で、「善行・舞と速水・舞の関係性に対する答」の話をどうのって書いてるけど、これはそれとは一寸違う話。私の中の速水と善行の在り方、という点では一面の回答になるけど、関係に整合を持たすというネタではないです。どちらかというと「喪失(仮題)」の方がそれに近いかも。

 今回書いててはっきり判ったのは、どうも善行さんが出てないと筆が進まないって事らしいです。確かに書き易いってのもあるんだけど、プレイ時同様、書いてて一番楽しいキャラなんですよ。そこまであの刈上丸眼鏡の無精ヒゲな変人に惚れてたんですねえ(笑)。いや、予感はあったんですよ。いつまで経っても「2nd Edition」本編は進まないクセに、一寸善行さんを舞に絡ませるシーンを書いたら、全然本編と関係ないのにそこだけさくさく進んだりするしね。1stで書き慣れた所為かな〜と思ってたんだけど、どうも違う様です。大体素子さんを書く熱意が薄れてるのが、いかんですよ。若宮君はまだ書く気があるんですがね。このままだと2ndはお蔵入りの可能性が高い。とりあえず、来須と香織のゲロ甘ラブだけ拾っとこうかな。


◎推奨BGM(笑)
 最初っから最後まで、徹頭徹尾「蒼月夜曲」。特に何かが緊張する訳でも変化する訳でもなく、ただ淡々と話は進む。そういったイメージです。

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…ヘボなりに御礼が出ます(笑)



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