-Liar's LOVE 1st_Edition- あとがき・第二版 今回はこんなぬるい嘘八百ゲロ甘ラブストーリーを読んでいただきまして誠に有り難うございます。ガンパレSS初心者って事で、キャラ解釈等の彫り込みの甘さとか、実台詞&実シーンの大幅改竄(笑)については、大目に見て貰えると有り難いかと思ってます、とか更に甘いことを言ったりして(嘘笑) 今回の話は元ネタが此処のリプレイなんですけど(笑)、やりながら「なんかこれ、うまく描いたら面白いラブストーリーに仕立てられそうだな」と突然閃いて、いきなりシノプシスを練り始めたと。いざ書き始めてみたらいや〜筆が滑る滑る(爆笑)。個人的にも久しぶりの創作だったのに、やっぱ書き始めるとメチャメチャ楽しいんですよ。はまりきって飛ばしてる感じ。あんまり気持ちよかったんで、制御は全然しませんでした(笑)。しかもあの「裏設定」で、善行と舞にどうやって接点作るんだ、みたいな部分があるから、気が付いたら捏造の連続になって、めでたくリプレイからパロに昇格してしまいました。でも、田辺と善行じゃもっと難しいだろうから、まあいいか(笑) この話ではこんな風に描いてみたけど、私の善行忠孝って人のイメージは「とぼけたやり手」。または「理想と寝た男」。だから、本当はもっと、冷たく突き放したイメージがあります。あたりは柔らかいけど、優しい訳ではないと思ってる。キャパは持ってるけど、容赦がない。もの凄く自己コントロールが出来ていると。こんなに女一人に拘泥しないタイプ。何たって公式見解上は二股ですから(爆笑)。「不器用ですから…」と言いながら、どう考えても手練れの誑しみたいな台詞と態度が取れる処とか(笑)、堅い台詞を吐く一方で、拘り無く奥様戦隊(笑)をやってしまうところとか、合理的でありつつ、無駄の重要性がよくわかってるところとか。生徒では一人二十代のクセに、ティーン相手に普段から敬語を使ってる辺りが怪しさ一入(笑)。所謂生真面目そうな軟派。一見硬派っぽいむっつりスケベ系ですな(笑)。切れ者で俗物でインテリ。勿論、嘘吐き。心酔したたった一つの理想の為に、それ以外の全てに悪びれずに嘘がつける、そーいう奴。ただ、その一方で、衒い無く本音をさらりと正直に言えてしまえる部分も併せ持ってるので、育ちの良い、力みのないタイプなんでしょうな。策略家なのに、狙って韜晦している訳じゃないらしい処が、逆に食えないと言うか(笑)。育ちかなー。やっぱり若いって事なのかな。まあ少年学徒兵の5121にあって只一人の士官だから、色々思う事もあるのでしょう。知ってる事も一杯あるし(笑)。軍人、ではないな。軍人てのは若宮だろう。善行は学徒動員兵だからね。ジレンマに荒れたりするのはやっぱり若さでしょう(笑)。たまーに自制が利かなくなる。頭良いのに普通の人のフリをしたいヒトで、微妙に価値観がズレてる処もあって、まあ変な人ですよね(笑)。 これでは素子様如きでは太刀打ち出来ないっすよ。もっといい女になればイケルだろうけど。まだこちらも若いって事で(笑)。ちなみにこの話の善行君が、本当は誰を一番好いてるのか?という点については、皆さんのご想像にお任せします。一応私自身は結構確信犯的な要素をいくつも織り込んでますけど、それ自体が伝わるかどうかはまた別だし、やってるヒトの数だけ解釈が異なるはずだから、なんとも言えません。元ネタは確かにリプレイだけど、描き込んでいく内に全然違うものになってしまってるんですよね(そりゃ部分的にはリプレイ経験を織り込んでますけど(笑))。完全に消化し切れていない公式見解を、自分なりの解釈で、なるべくネタバレしきらないような感じにアレンジしてるので、おそらく表現に迷いも出てるでしょう。ですから、どう受け取られても何も言えないと思いますはい。大体あの裏設定は、実に判りにくい書き方やし。で、忠孝君についてなんですが。こいつ、ホント面白いキャラだわ、ってな訳で、ちょいとツボ入っちゃいました(笑)。そんな訳でこれとは別に、ネタをおこして描いてみたいと思っております。いや、今回の話の後話も面白そうではあるんだけど。読みたいってヒトが居てくれたら書こうかな(笑) 一方、一応お相手に置いた舞の方は…うーん、こっちも、というかこっちの方がより原作っぽくは描けなかったなーって感じ。台詞の忖度が、今まで描いた事のある引き出しに無いタイプで、凄く難しかった。ただ、それでも私は、自分の描いてる舞の言葉の方が、それっぽい気が、実はしてる(笑)。うわ、ゴーマンだなあ。忠孝君は力及ばず玉砕(っつーかこいつでレンアイ描くのが初めから素材ミス(笑))って感じなんだけど、舞の方は、結構こんな感じなんじゃないかな。ぶっきらぼうではあるけど、心を許した相手には、もう少し豊か(沢山って意味じゃなくて情感表現の方ね)に話しそうじゃないですか。単に尊大表現なだけのおねーちゃんじゃないんじゃないかと思ってます。どーもゲーム中だとホンマ、激烈苛烈猪突意地っ張りな表現ばかりが先行している嫌いがあって。あれだけの自信に裏打ちされてるだけの能力が確かにあって、その為の努力も惜しんでないときちんと言い切るヒトなんだから、もう少し肩に力が入って無くて、もっともっと周囲の見えてる娘だと思います。でもまあゲームはテキスト表示の限界もあるだろうから、しょうがないか(笑)。私の中では、その自信がイヤミに見えない、逆に快く見える、という印象があるので、そこはかなり腐心しました。「芝村舞」というキャラには、凄く鮮やかな印象があるんですよ。その輝くような鮮やかさを出したいというのだけは、頑張ったつもり。こいつも剥け方次第ですげえ良い女になれる素養があるし。いや、もう既に今、あるな。思い切りの良さは良い女たる価値だ。厚志とは確かにお似合いだけど、個人的に奴に渡したくないってのがあって、今回こんなネタ(笑)。タイプ的には来須とくっつけても面白いかなーと思ってる(笑) GPMで正確に「女」と呼べるのは本田先生だけかな。それ以外はまだみんな子供(芳野先生や副官さん(笑)は論外)。予備軍は一杯居るんだけどね。剥け方次第だよなあ。全員凄く良い女になる素養を持ってはいるんだが、さて…と言うところ。やっぱ相手になる男の甲斐性次第か。それでも一番近いところにいるのは素子様かな。フリの部分が本当になれば、一番良い剥け方が出来る。今は普通の女の子が傷心を隠すために装ってる「フリ」だってのが見えてて、私には一寸痛いんだわ。こういうヒトは善行みたく曲がった男(笑)ではなく、若宮みたいな直情径行型を好いた方が幸せな筈。でも女ってやつぁ、哀しいかな真っ直ぐな奴には燃えないと相場が決まってるんだよな。かくして彼女は永遠の当てつけ女になってしまう可能性を孕んでいると(笑)。次に近いところにいるのが香織と祭と精華。はい、この辺、男の子達には不評ですね(笑)香織はともかく後ろ二人は同性に受けが良いタイプなのさ。祭と精華は良い女というより「良い娘(こ)」。不器用な処がよさげじゃないですか☆あっ不器用って言えば、あのゲーム、人間(?)的に器用な奴、誰もいないじゃん(笑) さて、此処迄描いてきた「Liar's Love」ですが、1st_Editionの名の通り、実はシリーズです(笑)。主役は5121の面子全員かな。ブータは一寸ツライか(笑)。今回は舞を主役に据えて…のつもりが、後半すっかり善行描きに目覚めてしまった所為で(笑)、善行主導になってしまいましたが、実際はもっと色んな人間の思惑を絡めたいと思っております。大体来須のパートに置いてけぼりされたヒトが居そうだし(笑)。まああれはネタバラシをすれば、完全にリプレイの名残なんですが、ああやって描いた事で、次回に繋ぐ布石にもなったし、話が膨らむきっかけにもなっちゃったんで、宜しいんじゃないかと私は勝手に思ってます。リプレイページで「嘘吐き達の饗宴」と表したGPMですが、私としては気分的な接頭詞として「愛すべき」を付けてるつもりなんですよ。自分に正直で居たいが為に嘘を付く、愛すべき嘘吐き達。親しみを込めて、彼らを「Liar」と呼ばせて貰いました。だから、話としては全員、だと思うのですな。それに、折角「全員コクらせてみよう計画」の所為で関係を上げてるので、色々面白い事が出来そうかな、なんてね。大事なのは、「ラブだぜ、ラブ((C).愛の伝道師・瀬戸口(笑))」
◎余計なお世話の推奨BGM(笑) ※併せてこちらもご覧下さい(笑)→[言い訳の山の三日坊主(笑)]
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