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2003-04-24(THU) | 樫井笙人さん万歳(笑) |
昨日で一応の最終回をみたので、第一期総括としてページを追加しました>アニメGPM。「忠孝君優遇万歳」以外に言う事のない作品だったですけどね。ついでに久方ぶりにGPMSSをUPしました。まあこれは、ほんの数分で閃いたリハビリみたいなものです。書きたかったのは可愛い未央ちんと、ウチの話では殆ど出てこないに等しい、説教くさい忠孝君(笑)。ちとアニメっぽい空気になってしまったのは、この後上げようとしてた話の雰囲気を引きずった所為ですね。と言う訳で日常(仮)シリーズから「SHOES.」、宜しく。 天気は半端だったけれど、色々とする事があって外出しました。出遅れてスモークウォールズは拾い損なったけれど、早売りのGPMアニメドラマCDは拾えましたの事よ。その勢いで、往復車内でアニメネタを一本捻りました。それが本日あがった「棘」。未央への思いを語る、瀬戸口のモノローグです。以前から懸案で持ってはいましたが、アニメも終わった事ですし、総括と不満と追悼の意も込めて。こちらも宜しく。 さて、CDドラマとスペシャルの感想行きましょうか。 総括的には「何でこの密度でアニメをやれないんだお前ら!」が全て。この脚本、アニメローテに参加してましたっけ?ビデオ録ってないんで確認してないんですけど、居た様な記憶がありません。それはもう、出来が全然違うんですよ。アニメと同等の設定とキャラ解釈なのに、凄く面白い。この密度と濃度でやったらもっと視聴率も評価も上がる筈です。何で映像でこれやれないんですか。制約の掛かってる内容には思えなかったですよ?勿体ない。話的にアニメ最終話後なので、未央は出てこないし、最低でも#11は見てないと話も見えなければネタバレも満載なんですけど、はっきりいってアニメなんかより数段面白いです。どうしてこれがやれなかったんだ!と勿体ないお化けが叫んでますよ。でもこれ、この話を時系列できちんと聞けるのって、現時点ではTVK&TVS視聴域の人だけなんじゃないんですか?ドラマの方の初回特典に、石田彰&岡村明美トークがボーナストラックとして入ってたんですが、此処で盛んに石田さんがネタバレしてるんですよね。配慮ねえなあ…良いのか?(笑) CDドラマ1の方は、#1や#5Bパートを彷彿とさせるハードな戦闘話。基軸に戦争の厳しさを置いて、それにラブコメパートを絡ませる、実に良く出来た構成でした。一寸アレ?と思う場所が無い事もないのですが、大した能力もない1小隊と兵士達の有り様というのが凄く良く出てて、非常に達者な内容です。ラブコメパートも戦時下の厳しさの中のそれ、という感じがして、実に巧く絡んでる。バランスの良い息抜きパートになってるんですよね。ネタ的にも面白いし、キャラもある程度均等に登場してます。あそこの若宮は絶対すっぽんぽんだと思うがどうか?>聴いた辺り(爆笑)。台詞量がまた、未央が居ないのが悔しい位、良いバランスなんですよ。あーもーどーしてこういう風に出来なかったかなー? CDスペシャル1の方は打って変わったコメ2+シリアス?1のミニドラマとキャラ歌。「君は、芝村舞さんと、何処迄、行きましたか?」の謎が解けます(笑)。ドラマはこれ又それぞれ10分程度の短編なのに、猛烈に出来が良いんですよ。これが出来るなら何故!と言いたくなる中身で、絶対ふざけてたとしか思えません。噂の第二期があるなら、今度は是非こっちの方向で(笑)。未央ちんネタが一寸アレで、以後のCDドラマ&SPに彼女が出ないのかと思うと、少しだけ怒りがあるかも。歌は三つとも酷いもんです。曲が良いだけ余計目立つ(笑)。一番マシなのは陶山章央で、岡村明美&佐久間純子は素人歌だし、梅津秀行は多分キーが違いますね。一寸かなり拷問気味(わけわかめ(笑))。これはもう、次回の篠原さんに期待するしか。 で、勿論、今回もリミッタ外し付(笑) いやもう、良いんですかこんなに出番だらけで!メインというか主役といっても良い位台詞も出番も見せ場も目一杯。勿論早速リスト追加(笑)。ドラマの方では策略ブン回すハードな軍人(嫉妬するサド善とか言う奴が絶対居そうだ(笑))全開だし、SPの方では年齢不明の変な人全開。失礼ながら、こんなに沢山樫井笙人さんの声が聞ける機会なんて滅多にないんで、何かもうそれだけで内容かっとばしてダンシング(笑)。しかも、SPでは「ブチ切れる忠孝君」という猛烈に珍しい声迄聞けて、ああもうこんなに優遇されていいのかしらと陶酔ど真ん中です(爆笑)。サド善と「中坊や高校生じゃないんだから」のシーン(6'30''頃)はすげえ絵にしてえ(笑)。ああ、ホント良いキャラに惚れたなあ☆うはははは☆ |
2003-04-05(SAT) | うわあああああああ!! |
…なんかもう、今、感動の余り猛烈な状態に陥っています。も、何から語って良いのやら。ええついにロード2「二つの塔」を見て参りました。エルムの戦いで「おし。DVD購入決定!」と親指を立て、見終わって映画館を出、風に傘を壊されそうになりながら「俺今大陸幻想書きてえ!つか茜作戦とかでも良いよ!<禿違」等と叫ぶ馬鹿者になりくさってました。ちったあ落ち着け(笑) 此処や此処とか、此処なんか見て貰うと判るのですが、正直1には「ああ良く出来てるなあ」程度の感想しか持ってなかったんですよね。でも音楽は気に入ったからサントラ買ったし、見ると元気や前向きになるエネルギーは貰えるので、一応の好感度は高かったんですが、そこまででした。画面構成の問題からか、周りが萌えてるのを余所に、ソース買おうって気がイマイチ起きなかったし。ですが、今回はマジ謝罪モノ。三時間が短く感じましたし、堪能したという感覚があります。イマイチ乗り切れなくてすみませんでしたというか、この超萌えを如何にしたらいいのかどうしようみたいな状態です。内容、ものごっつツボど真ん中。やはりマスで押す威力と、強烈な迄のカタルシスは凄いですよ。ただ、それで燃えてるのが素直に指輪萌えじゃない処が本当は問題なのかも(笑) 今回先ず感じたのは上述のマスの威力と、映像化による圧倒的な意図の表現ですね。これは技術的に、やはり今だから出来た事だと痛感します。アイゼンガルドやエルムの、ウルク=ハイの軍勢に現れる『量』故の威圧感が、実に『圧倒的な絶望感』を完全に演出して見せてくれました。視覚的なマスって理屈じゃないですからねえ。集合のエネルギーは簡単に見る者を圧します。ああやって眼前に突きつける事で、有無を言わさぬ説得力を叩き付けてくる。やってくれます。それを例えば前回の様な空間配置でやったら息苦しくてかなわないのですが、今回は完全に異なるレイアウトで切ってきています。この辺やはりこれは三部作では無く一本の三等分化だな、と思わせる画面構成ですね。勿論、マスで与えた圧迫感を覆す程の、中心人物の意志力を込めた「絶望を乗り越える瞬間」の迫真の演技が、壮絶なカタルシスを作品にもたらす事によって、予定調和臭を吹き飛ばす爽快感が味わえます。正に「物語と判っていて萌える」。私は確かに乗りやすい単純馬鹿かも知れませんが、理屈じゃない力が漲ってますよ。 今回のお気に入りは冒頭から尻迄良いとこ取りのガンダルフ様に始まり、サムワイズ・ブレイブ(笑)、メリー&ピピン、サルマン、セオデンという処。意外だったのは、何か今回もの凄くサルマンに共感し、覚醒後のセオデン王に超萌えだった事(笑)。セオデン萌えですよ。ガンダルフ様は別格ですが(笑)。アラゴルンセンセはまた同じパターンで切れてるし。このまま行くと次回もそれかい(笑)。姫(笑)はついに指輪に囚われだし、内面葛藤の激しさが次第に増していって、次回が凄く楽しみだし、持てる者だけが思う憂鬱と共感の体現をものの見事に表すスメアゴルが良い感じですねえ。ファラミア君もなかなかにクールで宜しい。これはやはりとっとと腐海を掘って原作を読み返さないといけないな。いやいっそ念願の「アラン・リー挿絵(笑)」に投資すべきか。む。 |