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2001-11-30(FRI) 雅子様入院報道だっつーのに

 お金が貰える認定日が来る。すげえショボイ額が痛い。うう。ついでに本屋を巡り、「時宗」が全49話で最終回が一時間である事や、「リベラ・メ」が打ちきられそうな事、「トライガン」が佳境な事等、次々と情報を取得。一寸お金が入りそうになると本が増えるにゅ。いかん(爆)

 またぞろGPMのアンソロを見かけて読んでみる。どこでもそーなんだけど、必ず1本は忠孝君のバミューダ(笑)に関する記述があって「みんなアレ本当に嫌…というか気になるんだなあ」と毎回思う。いや、此処見て貰うと判るけど、おいらも1st序盤は気にしてましたよ?「似合わねえ」って。でも割とすぐ慣れた。昨今、こーいうファッションの人、結構いるし、好き嫌いに関係なく相手の構成要素だとなれば、簡単に意識野から外れるのがおいらの強み。それこそ、今の欲目を抜いたって、生えたままだろうが処理してようが(笑)、全然気にならないです。いーじゃないですか、どーせ気力訓練でいきなり正座しちゃう様なヒトだし(笑)。大体来須君のぶっ飛んだ服装や格好悪いと思ってた走りも、ゲーム内で一週間過ぎる頃には慣れてたりするからね。ちなみに今、インナー順位を探ると、男性陣は忠孝君の次にどうもイワッチが来るようなので、GPMでは只の変態好きなだけなのかも(謎笑)。変人同士の怪しさ全開って事で、岩田の気力訓練も必見です(笑)

 …少し時間が出来たので、少女幻想のEDを抜いて加工し、既存の奴と繋ぐ。ついでにワンピースのOPと月姫のお気に入りのBGMを抜いて、前述のEDと共にmp3プレイヤーに突っ込む。ついでにPCの起動音をGPMアイキャッチから「神族哀歌(加工済)」に変えてみた…こーなってくるとやっぱゲーム画像を取り込める環境が欲しいよなあ…BINファイルにアセンブリされたPSCG直抜きの方法が判らない以上、ビデオ端子を準備してキャプチャしかないのか。或いは雑誌やカットのスキャナ取り込みか。うーん。悔しいなあ。もう少しネットを当たってみるしかない?

あっ、謎の「陽だまり」、どうやらアルミサッシの名前らしいです。宿便の別名じゃなくて良かったね<をい(爆)

2001-11-29(THU) 例え忙しくても

 これだけは忘れないのが愛。そして勿論当日中に全部聴く。拙速こそ基本。はい。今回もぬかりなく前日到着>大本営発表(笑)

 没シナリオ2を原案にした「少女幻想」、今回も嫌になる位でかいはこ。また親に言い訳するのが大変でしたよ。でも以降のセットにはポスター特典が無い筈なので、ひとまずほっと一息。後は順調にテレカが増えると良いなあ。そう、おいらはきむらじゅんこの絵欲しさにシナリオブックまで予約金を捻出した馬鹿(笑)

 内容の方は、勿論テキストを抜いてある以上、どんな内容かは既に知ってるんですけど、今回一番ゲームに近い雰囲気、という印象でした。舞が子供なのと来須が出てないのを除いて、特に謎を追う訳でもなくあのゲームを学園モード寄りで追い掛けるとか、普通に戦争アニメにしてたらこんな感じかな?と。速水は香織と良い仲だし、舞は健気にロリロリだし、ののみはかわいいし、イワッチは格好良いし、グッチは良い奴だし、ラブリー素子も奥様戦隊も争奪戦もある。勿論忠孝君も、変で(笑)物わかりの良い司令さんで、全体にお気に入りなんですが、個人的にはラストの台詞が一番好み。デートがないのが残念な位、ストレートで素直な優しい、良い話しに出来上がってます。GPM特有の歪みは立木さん扮する「青」だけ(爆)。いやもう、此処でいきなり大好きな立木さんが加わって、かなり嬉しい私なんですが、樫井さんがこれまた絶好調で楽しすぎ。まさか彼の声による奥様台詞(勿論ゲーム内に出てくるアレじゃないよ)が聴ける日が来るとは、夢にも思ってなかったので、マジ嬉しいっす。本人曰く夢散と少女の間にゲームをやってはまったそうで、その所為か、表現が微妙に良い感じに違ってて、サイコーです<贔屓の腐れ耳(爆)。若干気になったのは石田さんの鼻声。風邪、ですか?(笑)。それと今回のEDが、ドラマと入り組んでて加工し難い事かな。折角歌詞違うのに〜。出来としてはまあ可もなく不可もなく、という処。

 今回の更なるお得はセット特典のアニメイト店内CMCDなんですが、これになんと「少女幻想」で没になってしまったシーンが収録されているんですね。いやそのどうせ茜&精華ネタの補強でしかないし、個人的には全員出てるCMとか本編のガヤの方が強烈に気になるんだけども(笑)、なんつーの?非常にこう、ヲタコレクターの心理を強烈にくすぐるというか、流石にヲタをよく知っているぜ乗せられてやろうじゃねえかムービックという感じでとても嬉しいです。まっこと至れり尽くせりで商売上手(笑)

2001-11-28(WED) しょーもない悩み(笑)

 最近気付いたのだが、仕事辞めてから独り言癖がひどくなった節がある。元から独り言はひどい方なのだが、更に磨きが掛かった模様。業種柄ディスプレイやPCとはよく会話してるんだけどね(笑)。どんどん頭の中で考えをまとめるのが不得手になっていってるものと思われる。傍目に怖過ぎるぞ>俺。それはさておき(置くな)、一寸ばかり喉が痛かったので、トローチを舐めてみる。初期炎症に効果覿面。助かった。只今此処には全く書けない事情(笑)でとんでもなく忙しいのだ。そんな時に限ってタイトルのないMIMEメールが届いたりするのだが、そーいう怪しげなモノは未開封のまま削除。初心者がやっとこ出したメールかもしんなくてもそんな事情は知りません(爆)。仮題ネタ考える時間すら惜しんで出力系のーみそブン回してるのに、そんな些末な事に割く時間は今の処無いにゅ☆

とか言いながら。

 近くの電柱に「陽だまり」という広告文字が掛かっているのだが、こいつのフォントに長体が掛かっている所為で、遠くから見ると「腸だまり」に読めてしまえる。最初に発見した時、余りに意味不明で、考えた揚句すぐ前に医者があるのでその看板かと思った(笑)。そこは歯医者だったし、側で見るとちゃんと「陽だまり」と読めたので、少し納得がいったのだが、またその広告を打ってるのが工場とおぼしき会社で、更に意味不明になってしまった。毎日見る度謎が解けずにいる。

 久しぶりにASUKAの「X」を読む。嵐と空汰がコトにオヨんでたのを見て「右手が動かず(どうも、腕、じゃない処がミソらしいな。イタノ的には腕丸ごと動かん方がアレなのだが…(笑))足も折れてる筈の空汰君の下着は一体誰が脱がしたのか」という疑問がわく。しかも、多分これだと騎乗位だろうしなあ。あのオクテそうな嵐が…(妄想)…あ、それは良いかも<をい(笑)。そーいや、伊勢の巫女とするなら、処女信仰は無いのかな。いきなり力を使えなくなったら面白い、とは思うんだけど、太古信仰なら処女性は関係ないか。処女性に拘る基督系臭い火煉さんがあの手のショーバイだしな。ま、どーでもいいや。

 ついで。業務教育ビデオなるものを「聞く」機会に恵まれる。「見る」じゃないのは背後にたまたま流れてたってだけなんだけど、聞くとも無しに聞いてたら、途中から入ったナレーションがまるで樫井さんの様に聞こえて、いきなり固まってしまった(笑)。でも彼に関しては、ホント全然識別する自信がない。これも疑問符付保留だからね。今迄好きになった声優や、中堅・古参クラスはほぼ完全に識別出来る方なんだけど、彼の声は割と多いタイプの声質なんで(笑)、判別しにくいのが悩みの種。主に聞いてたのがイヤホン経由だから(笑)、正確な音が自分の中で取れてないってのもあるんだよな。いかんこれはやはりERVを入手しろという事か。それも日本語吹替版(爆)。あっそうだ、これはある方(笑)に私信。ワンピのナミの件だけど、あれ、全然違う発声だからね。アレよりもっと低い。確か今年の春、映画ででも声聞いてるのに何で記憶ないのかな、歳か(泣)と密かに思ってはいたのよ。今週の放送で判った。全然声の出し方が違ったよ。まだ耳大丈夫…だと思…いたい(爆)

2001-11-25(SUN) TVばっかり見て居ると 今に尻尾が生えてくる(笑)

 先日の迷言は「イメージキャラクター太子君」でした。持つべきものは記憶力の良い友人<こっちが記憶力カスなだけ(爆)

 さて。朝のTVタイムから。ガオレンジャーは相変わらずどーしよーもない展開でした。所詮この程度か。ガオゴッド様が新しい玩具としてレギュラー化するのかと思ってたのに、クリスマス向けは別らしい。アギトは今回、おそらくかなりの部分で謎解きされたのではないかな?途中を見逃してる私でも相当にネタが判明したんで、見てる人にはよく判ったのではないだろうか。期待してるのは黒い方が神々の眷属なんじゃないかって事。そーいうの好きだな俺は(笑)。久々に見たテイマーズは、それなりに面白い展開になってた…絵さえ酷くなければ。

 続いて夜(爆)。ワンピースは来週いよいよドラム編2つ目の感動編。今度こそラストで大泣きする予定(笑)。大河は蒙古襲来パート2前哨戦。やはり2回目という事で各種対策が立っているというのをきっちり描いた事は高評価。外が大変な時に内側で争いを起こす奴の気が知れんのだが、起こしてる奴にとってはそれが重大事。三男はトラウマの克服(笑)。病故に研ぎ澄まされた能力全開で国難にあたっている為に、他者の追随を許さない状態の次男。そして、チョウさんとあって、何か一つ更に突き抜けたらしい兄貴。勿論桐子も父の死を越えて何かを抜けた。一寸良いな、と思ったのは房さんの骨を手に取った謝国明の台詞かな。お、そうそう、先日の懸案だったマルコ殿のキャスト、記憶通りイタリア語講座の出演者でした。その昔武田信玄で「風林火山」の元になった詩を教えた中国僧を中国語講座の人がやったりしたのを思い出したよ。だから何と言われても困るけど。来週は台風が来るんだけど、個人的には、今年前半あそこ迄準拠したのならって事で、アレを是非、期待している。やったら視聴率絶対上がるぞ(謎笑)

2001-11-23(FRI) 今、太子が新しい(笑)

 色々あって、上野へ聖徳太子展を見に行く事が叶う。鎌倉から南北朝に掛けて太子信仰が大流行したという事でやたらめったら作られた太子像が、一堂に会する様はそれなりに圧巻であった。当時のトレンディって事らしい。要は新興宗教な浄土やちと廃れ気味の真言あたりが、巧く知名度の構図に乗っかって、自宗を広めたり格式を高めたりするのに使ったらしい。「こうは書かれていない」がエスカレートして飛び交う釈迦の如き伝説を見ながら、絵巻や絵物語が同人誌で太子像はフィギュア(しかも着せ替え可能なスーパードルフィーまであるってのがな(笑))とか言ってる自分らがすげえ哀しい(笑)。本日の大ヒットは同行者の台詞だが、後述の「事件」によってうっかり忘失。いかん。自分がその語尾に付けた「太子君」は覚えてるのに。駄目じゃん。

 その後、久しぶりにアキバに出て、万世で焼き肉を食う。結構混んでて、頑張れ万世狂牛病騒ぎに負けるなって感じ?本屋で初めて話題のハリー・ポッターを開いてみて、余りのフォントのでかさに力が抜ける。同行者曰く「だって、児童書だからねぇ」…いや、それはそーなんだけど。「ほら、ルビも振ってあるし」…はいわかりました。とほ。文庫にでもなる迄待つ事にします(TT)

 夜は待ちに待った「からくり事件帳」の最終回である。勿論私が土砂崩れて喜んだのは冒頭10分。予想以上に期待以上の展開で、一瞬にして理性崩壊。おかげで本日のおデートの中身を半ば忘却。断末魔の針買さんがブッちぎりにスペシャル激ラブで、DVD化希望!杉山義法&斉藤洋介万歳モード驀進中<これだから変態は(爆)。内容的には原作とは微妙に違う方向で説得された川路閣下が適度にいい人になってしまってました。つまんなーい(笑)。そーいや山岡さんの最後の気合一閃だけど、あれってホント有段者とか相手にするとあんな感じなんだよね。わし、昔ほんの偶然から剣道有段者の寸止めを受けた事があるんだけど、触れてない竹刀の先から、ビッ!と何かが身体に通ったような感じがして、それだけで打たれたのと同じ位衝撃を感じたですよ。正に蛇ににらまれた蛙で、殺気ってこんなもんか、と思ったもんです。合気道やってる知り合いに言ったら「あんたってば『気』方面に向いた体質してるから、余計だったんじゃないの?」と言われたのは余談(爆)

2001-11-21(WED) 割とどーでもいい話し

 「その時」は石原莞爾だったんだけど、二点ほどツッコミ不足。何故朝鮮軍のトップは越境出兵を決めたのかと、何故石原は日中戦争をすべきでないと主張する方に変わったのかについて、もう少し言及して欲しかったな。満州事変が遠因な事ぐらい気が付いてる筈で、満州国建国だけで事が済むと思うほど先の読めない頭でも無かろうに。張学良は世界を味方に付けるべく非抗戦を方針にしたが、結局の処世論を思わない非常識(同じ事を考えない)な輩には通用しなかったって事ですかね。

 久しぶりにアクセスチェックをしてみる。ウチを引っかける検索エンジンで一番多い語が「腎のう胞」ってのは何故(爆笑)。まー割と脈絡なくとんでもねー言葉の話をする人だからなあ。これからも思いついたネタを書く事自体は日記もエッセイも小説も変わらないので、また変な言葉で引っかかるのは変わらないんだろうな、という訳で、本日のお題は「陰毛」<増やしてどーする(爆)。昨今陰毛や脇毛に白髪が混じってる事に気付いてショックが大きい。いや頭髪に関しては、ガキの頃から若白髪だったから気にならなかったんだけど、流石にこっちはダメージでかいな。昔読んだある監察医の手記によると、陰毛に白髪が生えるのは50以降という事らしいんだよね。これでもまだ三十台(でも後半(笑))なのに、まかり間違って破片死体になってしまったら、嘘年齢。いやぁん(爆)。ま、口髭はともかく、眉や睫毛にはまだ生えてないからマシか<何か違う

2001-11-19(MON) お星様にお願い(笑)

 地元は雲まみれで全然見えませんでした>獅子座(爆)

 まあ、元々獅子座は夏のペルセウスと共に数の多い流星群なので、こんなに騒がれなくても見るですよ。流石に一時間に数千は凄いけどね。ま、極大日を過ぎても多少は余波がある筈なんで、今夜も一寸頑張ってみる予定。

 ま、流星は見損なってしまったけど、天啓は流れ星と共に落ちてきてくれたらしい。極大時間を待ってる間に「喪失(いい加減仮題を止めたい(笑))」のあるシーンを2つ程弄り倒してたら、意外な核心がいきなり明らかになった。…なるほど判んない訳だよ、検証対象の当の本人が気が付いてないんだもん。御当人はパブリックな理由に無意識下の本心をくるんじゃってて、パブリックな理由の方を御自分の行動動機だと思ってるのね。そりゃそうだ、実は自分がXXXにXXなんて、意識野ではこれっぽっちも思ってないでしょうよ、このヒトは。そんな事にかまけてる暇があったら自分の目的を完遂しようとする筈だしね。その割に妙な台詞やたら吐いてるんだから、不整合極まりない。XXXXXXは得意な筈なのに、何やってんだか。多分「目的」と密接に絡んじゃった所為で、見失ったんだろうな。やっと判ったよ。しかし、それを感知してくれたのが他人なあたり、このゲームっぽいなあ(笑)。とりあえずこれでやっとランディング先が見えてきたので、そろそろ書き始めた方が良いかな。対決する相手が相手だから、もう一つ二つ練った方が良いか。うむ。しかしながら、こうやって考えの進め方を見てると、やっぱ直感系だなあ。出来もしない構築系はやめれって事だろうか。

2001-11-18(SUN) 偉大なる男

 いよいよガオレンジャーは最後の玩具の発売に向けたテコ入れ…じゃなかった、佳境(笑)。アギトも、ついに核心に迫る展開。一話たりとも見逃せません。ワンピースもドラム編のクライマックス。でもドラム編のもう一つの感動話迄はもう1話位かかるかな。

 今回の「時宗」は、思わず考えてしまうのが「偉大な才能に寄りかかって作られたモノは、システム化しない限り当代限り」ってやつ。それと「なるほど君主論」。マルコ殿がヴェネツィアのヒトっていうのが妙に暗示的で誠に大受けである。井上女史、貴女も塩野眷属ね(笑)。個人的に「ああ、変な処で堅いヒトの書く話だなあ」と思ったのが、ラスト付近の桐子と時輔のシーン。あそこでわざわざあんな台詞、二人に言わさなくてもよかろうよ。おいらならあのまま傷を舐め合わせちゃうから、あそこは台詞無しにしちゃうんだけどな。立ち直る為の、1ステップって奴。でもまあ雰囲気は良いから我慢しよう…ってお前房さんの話はどうした(笑)

2001-11-17(SAT) 直感野郎の脳の内

 うーん。慣れない事はすべきじゃないのだろうか。依然として「喪失(当分仮題?)」の構想はドン詰まりである。シーンや台詞は続々と思い付いてるので、思考が澱んでる訳ではないと思うのだけど、肝がどうにもね。いっそ出来もしない構築系など止めて、いつもの天啓に委ねる直感系な書き方を始めた方が良いのかも知れず。最後まで書いてから、ピースの再構築を行う方が、まだ良さ気だ。

 CLAMP漫画とか読むと思うのが、構築系は何処まで考えて構築してるのかな、って事。伏線を緻密に引くには最後まで出来てないとやっぱり引けないと思う訳よ。その最後まで話を考える時に、各シーンとかってどこら辺まで決めてるんだろう。直感系の私の場合は、一応最後はこっち方向、位しか考えてないので、ゴールとスタートの間にあるモノなんて、書き出すまで手前も分からないんだよね。せいぜい、「どーしてもこのシーンが書きたいっ!」っていうのが初めからある程度。工程によってゴールが当初の予定と変わる事なんてザラだし(笑)、結果的にスタートを書き直す事もよくやる。それもこれも、途中で突然核になる、とんでもない台詞をいう奴が出てくるのがいけない(爆)。此処が直感系な私の哀しいところだな。これはもう私の意志とは無関係に出てくるから、止めようもなければ推測も不可。伏線なんて自分で意図して引いた事なんて一回もないぞ。全部話の流れとキャラ任せ。ひでえ。だからこそ伏線の引ける構築系が羨ましくて、凄い憧れなんだけどね。一度その辺りを構築系のヒトにとっくり伺いたいモノですはい。

 ま、それもこれも、「手前が第一読者」というスタンスの所為なのは分かってるんだ。私の困った性癖に「先が判ると飽きる」ってのがあるんだよね。自分の底が浅い事は判ってるから、策として考える事が簡単に読める中身なのは想像がつく。だから、自分も考えない(爆)。筆任せもいいとこ。おかげで長さも掛かる時間も全然自分で読めないときた。それでも一応尻が間近くなってくると、ズドーンと全部繋がって見えてくるんだけど。

 例外は依頼作かな。これは短編だから、先にコンセプトの大きな塊を準備して、サクサクページ割りしちゃう。ページ決まってると、他に色々考えてる訳いかないから。一応漫画の場合「出演者が1人増えると8ページ増加」という規則性を持ってるので、キャラ出し野郎としては、なるべく極小人員で仕上げる様に心がけてます。え?じゃあ過去モノや行間モノは?という向きもありましょう。これは、最初と最後が決まってるだけなので、間はどうにでも出来るって事。比較的これは構築系に近いかも知れないけど、流れの運び方は自由という点で、私の中では同じなのだ。

2001-11-16(FRI) フラグ全開

 XP騒ぎの日。ついでにベイスタが身売り。師走がちょっくら忙しくなりそうなので、今の内に色々やっておこうとばかりに、コンテンツをちくちくと弄る。あっち増やしこっち減らしで、多少改変中。興味のある向きは調べてみましょう(爆)

 「からくり事件帳」…あれ?一話も欠かさず見てる筈なんだけど、のぞきからくりの回ってあったか?覚えてるままに並べてみよう。天地の虫、写真、数寄屋橋門外ネタの変則版、牢奉行に御庭番、先週の東京神風連、今日の皇女の馬車、で数があわねえや。南部の秀と井上馨が出た回の記憶はあるから、からくりの話があったのか。だめだ、思い出せねえ。歳は取りたかねえなあ。ま、いいや、後でNHKのサイトでも調べてみればいいし、何より予想通り針買さんはお素敵様で、最後の最後にメチャメチャ格好良い台詞を吐いて下さったので、それでよし。他どーでも良い(笑)。ホント彼はモノの見事に私のツボど真ん中☆激ラブ。川路様は好きだけど、こればっかりは理性でなく煩悩の支配する世界だからどうしようもなし(笑)。こんな事なら録画すればよかったなあ。でもまあ、金曜系は再放送もするしビデオにもなり易いし、嘆く事もなかろう。おっそういえば、今回の脚本はいきなり杉山義法さんでした。これだからNHKはあなどれんぜ。

2001-11-14(WED) 吾は官軍我が敵は

 「からくり事件帳」の元ネタ「警視庁草紙」を読む。いや、面白い。「用心棒日月抄(NHKでは「腕におぼえあり」の名で放映)」の時の様に、原作の方がもう少しハードで複雑に入り組んだ話しでした。NHK版では原作の取捨選択をして、派手な再構築を図った模様。これ読んでますますもって川路様の大ファンになってしまいました。世間的に「日本のフーシェ」と言われてるようだけど、どうかなあ?私はジョゼフ・フーシェをちゃんと知らないからなんとも言えないけど、マキアヴェッリが嫌われるのと同じ理屈のような気がする。勿論、NHK版よりも、人を食ったタチ悪い(笑)ご隠居様もお気に入り。元々こういう人は好きなんだけど、最近とみに陰謀好きの性悪な策略家に惚れ込む事が多くて困る(謎笑)。勿論針買さんは激ラブ☆原作話の方がより私の昔描いた話しに酷似してて、腰抜けたけどね。

 この話の終いに出てくる「抜刀隊の歌」、作り直し版の方だと思うけど、実は歌えるイタノ(爆)。おいらは気に入れば全くジャンルを問わない無節操な音楽好きなので、浪曲とか軍歌とかが歌える結構とんでもない人なんだけど、この歌は「広瀬中佐」と共に結構曲のフレーズが好きだったから、覚えてるのだ。ただ、覚えたのは曲だけなんで、後から歌詞を合わせた時に「共に剽悍決死の士」以降が巧く音符運びと合わなくて苦労したな。音符運びが頭痛いのはCDドラマ版突撃行軍歌の2番歌詞もそうなんだけど(笑)

 話的には、加賀藩の4人とお伝とのぞきからくりはTVの話から外されてるんだけど、今週のネタが偽札話に繋がるみたいだから、熊坂長庵と山岡鉄舟は出てくるかな。第一話で小政話しやってるから、次郎長出てきそうだし。ラストの抜刀隊をやるつもりの伏線はちゃんと展開している様なんだけど、「2」を作れそうな形にも作ってる感じだから、何とも言えないな。針買さんは原作よりもう少し美味しい立場で出てきそう。ふふ☆

「喪失(まだまだ仮題(爆))」思考実験は、一寸だけ進展。うう、でも、まだ完全突破が出来ない。キャラの性格的な問題と、ついに、本作の根元的な問題点に行き着いてしまったのが原因。うーん、設定が若干無茶だったか。やっぱ構築型は向いてないみたいだし、いっそ天啓求めて書き始めてしまうかなぁ…難しい処だ。

2001-11-12(MON) 世間は悲喜こもごも

 大誤植発見。慌てて修正。好きなキャラ名間違うなんて最悪な記憶力だよう(泣)。歳はとりたかねーな。反省してドツボ穴に沈んでます。とほほのほ。

 最近サークル運営を休止中なので、イベント参加をしなくなってしまってて、全然ピンと来てないけど、当落確定日ってやつですね(笑)。作品発表もサイトでやるか、とか思う様になって、すっかり本を作るとかスケジュール組むとかペーパー作るとかしなくなっちゃったもんな。絵の発表が難しいから続けても良い筈なんだけど、作る暇がねえとか金がねえとか言ってる間に無職やし(爆)。今や細々と友人達のサークルを手伝っている状態。だんだん技術が劣化しそうでいかんな。改善すべきかしらん。でも今何かパロ書けって話になるとGPMしか書けなそうだからな〜。いや、ゲッター(もとい、神隼人(爆))もネタあるんだけど。もう一寸「月姫」やりこんだりした方がいいのかな。「月姫」はPLUS-DISKが手に入る迄と思って、青本読むのも我慢してるんだけど。「ワンピース」で書くのは設定が深いんで無理だし、銀英や冴木やエヴァやオリジナルはベクトル向いてないし。さりとて今、おいらにGPM書かすと妙なクローンネタとか策謀ネタとか出しちゃって、エロ書けないしな。あっ、妙な作為の入ったエロなら書けるかも(笑)

2001-11-11(SUN) 莫煩悩?無理(笑)

 「喪失(未だに仮題(爆))」は…後一つか二つ何かが抜ければ書けそうなんだよな。でも今引っかかってる処こそが肝心要の核だから、スパッといけるかどうかは判らないんだけどさ。今回の話は私にしては珍しく構築系なんだよね。いつもの直感系(笑)と違って、意図を何処に置くかでランディングする処が決まるから難しい。漫画描く時みたいに、やっぱ紙にでも書いてネタまとめないと駄目かな。要は辿り着きたい先はどこなのか、だからさ。構築系の人って始終こういうプラン、頭の中に収めてるのかなあ。だとするとすげえや。尊敬。おいら、覚えてらんないもん(爆)

 日曜TVタイム。ガオレンジャーは相変わらず大笑い。ついでにアギトまで笑える展開にしてどうする。先週に引き続いて氷川君、変(笑)。最近テイマーも009も見てないんだよな。アニメ特撮系ではアギトだけが希望の光。あ、あと「ワンピース」もだ。「ワンピース」といえば原作、全巻ついに揃えちゃいましたよ。馬鹿だな>俺。妥協がない展開で、集めた事に後悔無し!でした(爆)。やっとこれで連載分との話が繋がった。原作の方は丁度ある王国の存亡が掛かった、主役達と介入者達との壮絶な戦いが展開されてるんだけど、この話が又良い。国を狙う第三者の密かかつ作為的な介入によって発生した、王家と国民の齟齬によって王国は荒れる。王女と反乱軍のリーダーが出会えば反乱は止められる、と言われてたのに、ごく僅かなすれ違い故に、二人は出会いそこなって反乱が始まってしまう、なんて処は実に良い演出だね。国、と言えば、FSSは今回「ドカーンバキーンガーン!」な展開でした(爆笑)

 2回目の元寇は最後の山場に持ってきている事が判明した「時宗」。ラス前2話+最終話でやるらしい。流すのかと思ったら、流石に最後まで飽きさせないね。話の方も相変わらず痛い。2つの祖国を持つ太郎君とか、日本人留学僧と宗出身の商人という似て非なる立場の人間を出して対比させてみたりとか、異国にいるからこそ祖国を思う兄貴とか、祖国を守るために敢えて汚れた道を行く弟君とか、良く出来た構造だったのに、一つだけな…あのイメージシーンは止して欲しかった。折角あのドラマは今迄こういう葛藤を正攻法の真っ向勝負で描いてきてるんだから、此処でこういうイメージに走るのは、安易な逃げに見えるんだよね。前回今回と今迄の演出チームに居なかった人間がやってるから、警戒はしてたんだけどさ。それ以外が良かっただけに残念。マルコ・ポーロから語られるローマとヴェネツィアの話しとか、チンキム君と兄貴の話とかも面白かったのに。余談だけどあのマルコ殿(この言い方好き(笑))、確かイタリア語講座のレギュラーさんじゃなかったかな?ジローラモさんじゃない方ね。イタリアのいろんな事を紹介している人に似てるんだけど…名前忘れた(爆)。来週はいよいよ佐志さんの野望が大元に展開。何となく兄貴が阻止しそうな気もするが、そんな上っ面な展開はやだな。って訳で次週期待。

2001-11-10(SAT) 悪い癖(笑)

 「貴君は物語を語る時、内容紹介と何処がどのように気に入ったかを語らない」とのご注意メールを頂いた。確かに。毎度毎度悪い癖なんだよな。不要な事はいっくらでも話すクセに肝心な事については言葉足らず。すんません。今回注意されたのは「月姫」と「ワンピース」。でも、此処迄世間に知られてる作品を説明してどーなるのかな。余り良いとは思わないんだけど。んむー。

 流石に此処二三日寒い。私の体感の「寒い」は1桁な筈だから、周囲の人はもっと寒かろうな。今健保ないから、風邪ひく訳いかんって事で、らしくなく派手に防寒中。

 先週日曜見損ねた大河を見る。今回も相変わらず痛い話だなあ。結局最後まで、本当に密通したかどうかは秘密のまま(というか、どっちであっても面白いまま)、展開してしまったぞ。おいらとしては、してる方が面白いんだけど、してないままああいう風に展開した方が、底が浅くないかなと思ってる。あそこでしてたら当たり前に過ぎる展開で一寸、とか思ってる辺り、捻りが欲しいへそ曲がりは頭が痛いわ。いや勿論しててあの展開でも面白いことは面白いんだけど、あーうー(笑)。

 夜、「聖徳太子」を見る。時代考証の難しいあの時代に挑戦したチャレンジ精神は買うが、流石に色々と辛いな(笑)。ただ、太子の「十人の言葉を一度に聞く」を、伏線を引いた揚句、物部との戦でああいう風に使ったのは流石としたいし、アプローチを記録の残る朝鮮半島側からしたという点はお見事。馬子や秦氏、額田部さんの扱いや造形も非常に面白かった。若干散漫な印象もあるんだけど、クライマックスの辺りは様々な思惑が入り乱れて、良かったんじゃないでしょうか。お気に入りは伊真と馬子。次点は秦氏と推古様(笑)。でもこういう駆け引き仕立てに出来るなら、以後の大化改新とか不比等の頃の話とか、出来そうだよね。中臣鎌足主役でやりませんか?(笑)

2001-11-09(FRI) 下手な真似よりゃマシだと良いが

 今日は消防士さんの日。韓国映画にも消防士映画が掛かるし。うふふふふふふふふ☆<馬鹿

 NHKの大阪ウィークに付き合ってたら、まただんだん言葉遣いがおかしくなってきた。生粋(…片親が広島なのでそうでもないのだが)の関東人な筈の私は、割と他県の言葉に影響されやすい人で、3日居るとその土地の訛がうつってくる。中途半端な訛は土地の人にとって頭に来るのは判っているのだが、こっちだって不可抗力なのだからどうしようもない。結構ふらふらしている発音の軸線や言葉遣いを、しっかり保つのは相当の意志力が必要なので、普通はそのまま放っている。意地になってうつるのを堪えて補正し続けたのはT県にいた時位かな。流石に一系アクセントは一寸、と思ったんだけど、一年半が限界だった(爆)。大阪は、昨年春、半月位出張してたんだけど、2日位ですっかりおかしくなった。怒られるのが怖いので(笑)、一生懸命補正してたのに、1週間で補正できなくなった。T弁と違って関西弁は好きなので、本当はうつっても一向に構わないのだが、仕事中にそれで関係を壊す訳にはいかないし。その頃には「関西弁」と関東人が一括りにする言葉の違いも、かなり識別出来る様になってるから、嫌な音声判別能力である(笑)。そんな下地が出来てるから、大阪方面の番組を見てたり、関西人と会話を続けてると、すぐさまどこか発音の軸線が狂ってくる。馬鹿にしたりとか真似してるつもりとかじゃないんだけどねえ。大体TV番組は大阪の方が面白くて性にあう。辛いとこです。

 「からくり事件帳」、柳橋芸者の意地が炸裂…とか思ってたら今回は話が完結しきらずに終了。あれ?と思ったら此処三話ばかりは続き物になる様で、しかも予告に前回の盲目の元御庭番・針買さんが再登場!うわ、実は一話完結の様でいて全部繋がってるのか?!と腰抜ける推測が走ったのでした。すげえ、と言いつつ、かなり嬉しいおいら(笑)

2001-11-07(WED) イタノ・ストライク

 先日読んだ「ワンピース」が面白くて、細かく揃え始めてしまった。お金無いのに何してるんだろ俺。でも、流石は痩せても枯れてもジャンプマンガ、伊達に巻数貯めてないや。全体を彩る明るくポップなカラーの中にも、それぞれが背負っているモノの為に、妥協無く真正面から立ち向かう様には快哉を叫びたくなる程。痛さという点では「トライガン」とタメ張れそうです。

 先日ある知り合いと「好きになるキャラの条件」なんて話をしてたんですが、例えばメイドフラグや主人公フラグ、黒髪フラグといった、外見的無条件要素と、性格や特性といった内面的要素の二通りがあるな、という事になりまして。勿論好きな面付きである、というのは条件の一なんですけどね。おいらの場合、外見に関しては…おねーちゃんなら美形(笑)。可愛い系より冷たい系LOVE。乳は大きいのより小さい方が好き。野郎の場合はおっさんかな…原則として見た目は関係なし。但し、野郎に限り、アシンメトリ不具・包帯・傷跡・病持ちと言ったパーツがあると無条件フラグが立つ模様。最近サングラスや眼鏡にも意外とフラグが立つらしいことにも気が付いた(笑)。内面的要素は男女関係なく、「大人」「謎持ち」「人外」「大局を知る目か頭がある(笑)」が大体基本かな。割といぶし銀なポジションで、全部知ってるんだけど黙ってて、いざ戦えば人並みはずれた才覚がある、みたいなキャラってのが結構ツボらしい。とんでもねえな(笑)。まあこんなのも、年齢や新たにツボに入ったキャラのおかげで幅が広がったり、細かいところで二転三転したりするもんなんだけどね。不思議なのは主人公フラグの人。おいらは割とはっきり性格的な好みが出る人なんで、必ずしもセカンドやサブが好きって訳じゃないんだけど、主人公フラグの人は面白いよね。全然タイプが違っても、主役ってだけで惚れる事が出来る。前にびっくりしたのは乱暴者な主役と優等生な主役がいて、勿論サブキャラは主役の対極にいる性格だったんだけど、どっちの主役も好きだと言ったヒトがいた事。凄いぞ主役フラグ(笑)

2001-11-05(MON) ちとタブーな話しなぞ(笑)

 ダイヤモンドバックスが劇的なサヨナラでメジャーの頂点に立つ。一寸嬉しい。へへへ。

 さて、NHKがこのところ妙に聖徳太子付いている。梅原猛マニアで法隆寺&薬師寺マニアのイタノとしては看過できない状況だ。この2日ばかり東京都美術館のCMは打つわ、ハイビジョンドラマ「聖徳太子」を地上波で流す旨のPRはするわ、スペシャル番組組むわで頭が痛い。しかも、Nスペでは今迄見た事もない太子堂の地下まで見せて、悶絶しろと言わんばかりである。いや、多分ドラマを流すのとタイアップなんだろうけど、大精霊会でも近いんだろか。くそー行きてえ。

 ただ、な。

 最近の研究ではかなり阿弥陀系って事が判ってきたのかどうか番組では読み切れなかったのだが、やたら内容が念仏系なんである。これが、ちと気にくわない展開だったりするのだ(笑)。浄土宗系の展開はかなり時代が下っている筈で、この頃の主流は阿弥陀系でなく、釈迦・弥勒系だった筈。ただ、確かに法隆寺には釈迦と並んで阿弥陀が祀られており、阿弥陀の出自は模倣仏として低く見られてもいるが、本当のところは判らないのが実状だったりするのだな。あの寺においてはひょっとすると死者を救うとされる阿弥陀こそが真義に近いのでは、と読む者もいる訳で、何とも言えないのである。それは判ってる。判ってるんだけど、Nスペの拠り所が、なんだか当時の資料とかじゃ無くて、鎌倉あたりの資料に当たってるとしか思えない、エラく偏った主張に見えたのがね。尤も、おいらも別に只のマニアで素人だから、お偉い研究者さんのいう事に是非を唱える力はないよ。これは只の不満(爆)

 偏った、と言えば、今回の朝ドラもなあ。禅宗の尼寺っておかしいだろ?と思うんだけど、あるのかな昨今は。女子大を経営する禅宗がある位だからな(笑)。仏教で女人成仏を初めて説くのは法華経からなので、元々法華経を拠り所としない禅宗において尼寺は成立しない筈なんだよね、ホントは。余談だけど、妻帯を認めてる念仏系も、実際は法華経を捨てろと言ってる宗派なんで、有り得ないんですが、その辺は「法」の拡大解釈ってやつなんですかね。まあ、噂によれば仏教ならどこの寺でも「最高の経を唱える」って話になると、法華経を読むらしいから、実際はアリなんだろうね。

2001-11-04(SUN) 宣伝?(笑)

 軒女史のサイトを移動して彼女の管理下に置くべく、彼女のウチに行く。移動を機に、ずっと懸案だったトップページデザインを変更。コンセプトは「彼女の作風の先鋭化(爆)」。女性的な可愛らしさと高度な堅さの混在を、小説サークルらしく文字メインデザインで目指してみました<うわエラソー。着地点はともかく、一応目標だけは高く。実は一寸だけ画竜点睛を欠いてる処もあるんだけど、概ね巧くいったかな…と思ってはいるのですが、さて。企業サイトと違い、デザインの自由度が高いので、やり易かったです。勿論毎度お馴染みイタノのサイトデザイン宗教(笑)である処の「軽く!」と「フレームキライや!」は今回も踏襲なのでシンプルに(爆笑)。

 途中、「月姫読本」と「歌月十夜」を入手して自宅へ到着。後はPlus-Diskだけだな。お昼を御馳走になり(笑)、「保存版」を貰い、フルバのOPを聴かせて、ついでにGPM話をしたら、

全然ついでじゃなかった(核爆)

 おいらがGPM話振られると止まらない人な処へきて、向こうもはまってる盛りだから何をかいわんや、である。駄目ぢゃん(笑)。ましてPCのHDが足りないので、ディスク掃除をしてはスキャンディスク掛けたりデフラグ掛けたりするから、要らん空き時間が出来てそれを加速させる訳だ。いかんなー。結局サイトに関する話が3割程度で、後はすっかりGPMネタに終始してしまったのだった。こんな促成栽培でいいのか板野。いやよくない。反省してアフターサポートはちゃんとさせていただきます。はい。

 そんな訳で彼女のサイトは移動しました。関係者はとっととブックマークを変更するが吉。

2001-11-03(SAT) 判官贔屓とへそ曲がり

 親父につき合ってメジャーリーグのワールドシリーズを見ている。親父がヤンキースの応援をするので、なんとなくダイヤモンドバックスを支持しているのだが、此処はあんな事があったのだからニューヨークのチームを応援すべきなのだろうと思ったりもする。でも、開会セレモニーとか見てると何となく操作の意志を感じて嫌になっちゃうんだよな。そういう盛り上げが好きなだけに、ほの見える意図が引っかかって素直に盛り上がりに入れないのだ。打たれたクローザーのキム君の肩を持ってしまったりするのも、そんな気分の現れだろう。思えばマリナーズ戦で佐々木様が打たれた時、うちの親父はクソミソだったが、おいらは責めきれなかった。戦略的には使えないコマと判断しつつも、彼は好きな選手なので責められなかったのだと思いたい。でも、判官贔屓の様で実は只のへそ曲がりって事だったりして。うわヤダ(笑)

 すげえ雨なのに、久しぶりに散髪に行く。帰り道、何やらやたら天啓が来て、膨大な量のGPMパロ台詞をGETし、持っていたチラシの裏に書きまくる。多分これは「喪失(まだ仮題(笑))」に反映吸収されるんだろうけど、どんどん性格悪くなるなあ…って元からか>誰かさん(笑)。大分話の形が見えてきて、何となく「幕間」とも繋がってきた。リプレイという名の経験やCDドラマのネタとも巧く融合しつつあるので、核になるネタがもう少し形になれば、一気に書けるかな。主役は速水を想定してたんだけど、やっぱり忠孝君っぽいです。駄目だ俺(笑)

 途中、新潮が出してる塩野さんのルネサンス著作集の7を立ち読みする。いや中公の元本は持ってるから、メイキングを読みたかっただけなんだけど、このメイキングがめちゃめちゃ面白かった。こんな人に多感な時期に出会ってしまったら、そりゃあおかしくもなるわな(謎笑)。でも俺も出会いたかった(爆)。そういえば、「魂の双子」である私の友人と私の共通点の一つに「多感な中学時分に哲学家に惚れ込んでしまった」ってのがあるんだよな。だから同じ様なカルマがあるのがな。でへへ。

2001-11-02(FRI) 絶対零度と沸騰点

 今TVでやってるあたりの「ワンピース」のコミック(参:巻数的には15〜17)を入手する。

…凄い。

 流石にこういうのやらせたら天下一品だなジャンプは。猛烈に痛くて、熱くて、魂の震える素敵な展開でした。チョッパーと一緒になってべろべろ泣いてしまいましたよあたしゃ。冷静でなくて何が悪い。こういうのがわからんとかほざくヤツとは友人になりたかねえや<大暴言(笑)

 こういう話を書きたいなあ、と思いつつ考えてしまったのが、物語の方向性というやつ。この手の話ってのは、基本的に熱い話しで、所謂「沸騰点」系なんだよね。友情とか、燃焼系統の物語。例えば「アイアンリーガー」とか、「アストロ球団」とか、「Gガンダム」みたいなやつ。亜種として「BASARA」もそうかな。少年漫画、特にスポ根によくある。得てして男性作家がこれを得意としているかな。例外的に柴田亜美や田村由美が巧い。この反対側にあるのが、非常に冷静に進む話しね。策略縦横無尽、硬質ガラスの如き冷たさで、駆け引きバリバリみたいなやつ。昨今だと「北条時宗」がそうかな。こっちは概して女性作家が得意としている事が多い。ああでも、司馬遼太郎はこれ得意だな。向こうが沸騰系ならこっちは「絶対零度」なクールさ?所謂計算高さみたいなものがある。実は私はこっちも好きな系統の話だったりするので、こっちも書いてみたいのである。でも、この二つはなかなかに同居が難しいんだよね。冷静さと熱血は感情温度の両極だからさ。台詞の温度バランスを見極めるのが至難の業。読み手も別れる上に失敗するとどーしよーもない愚作になるので、両方ってのは止す方が利口なんだよな。うう、でも書きたいものだわ。

 夜、「からくり事件帳」を見る。またゲストキャラがえらく格好良い。元御庭番で盲目で肺病病み。御一新後に没落して恋女房と共に露天商を営んでいたが、ある争いに巻き込まれて女房を喪い、復讐に。ものすげえツボど真ん中(笑)…ってよく考えたらわし、高校時分に似たようなネタでマンガ描いてたわ。元情報部で作戦中の傷が元で盲目で片腕片足、おまけに拷問でクスリを受けた後遺症有(笑)な男が、優しい女とひっそり暮らしていたのに、女が土地のヤクザに酷い目にあった事で昔の能力を発揮して惨殺…似てるなんて生易しいものじゃないな(爆笑)。これも脚本が女性で、男がスマートに格好良いんだよねえ。それはわかるんだけど、ツボ入ったからいいや<をい


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