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2001-10-27(SAT) 限りなく蒼い、月の下で

 昼夜兼行でやっと終わりました、「月姫」。本日やる筈だった用事は何も出来ず、寝不足で死にそうです(笑)。ある謎が今の処解明されてないのでちと不満はあるものの、概ね達成感があります。何たって、活字ホリックが涎をたらして喜びそうな膨大なテキスト量(蘊蓄山程・誤植有(笑))。全てのルートを見ないと(おそらく)解けない謎。それを破綻させずに持って行かそうとする緻密なチャート。振った伏線は一切忘れないある種マニアックなまでの拘り。手法的には「一瞬安心させてから突き落とす」がよく使われてましたか。「ぎりぎりの選択を迫られて、辛い方を選択せざるを得ない」とか、「哀しくやりきれない、心の痛い、結末」とか、「真摯で一途な想いを受け止めて貰えなかった故の悲劇−その時愛は、憎悪と、執着に、変わる。」なんて感じ。おかげで非常に潤沢な物語に仕上がっており、気持ちよく酔えました。すげえな。確かに同人ソフトのクセにオンリー開くだけの内容だわこれ。逆に言うと採算度外視な同人だから出来たって事かな。

 先日のシエル&アルクェイドに続いて、先ずは秋葉トゥルーとノーマルを終了。何となく「琥珀が面白い、という噂なら、翡翠を後にした方が良さそうだし、直前の展開で秋葉が絡んできている処を見ると、順番的に秋葉を解いた方が良さそうだ」と判断しての展開。終了間際に出てくる、兄を思い続ける夢の下りは一寸泣けちゃったよ(爆)。これはどっちも好きだな。強いて言うならトゥルーの方が好きだけど、漢のロマン(笑)を語るなら、ノーマルの方か。こっちの展開は美夕が好きなヒト向け(笑)

 翡翠は…やられた。最初から何となく疑ってた事が判明してしまいましたよ。トゥルー・グッド、どっちもツボです。ツボですが、主役の翡翠にはまったのではありません(爆)。いえ、トゥルーラストの翡翠の言葉は凄く好きだし、タイプ的にも好みなんですが、翡翠ルートを通じて登場してきた、破滅的な哀しい人形に、すっかり心を奪われてしまいました。ごっつ好み。たまらないよ〜☆

 そして期待の琥珀トゥルーは、更なる謎を呼んでくれて困ってます(笑)。多分、ロア自身の「謎」がアルクェイド&シエルのバッドで判明していったように、「彼」の謎は秋葉・翡翠・琥珀ルートのバッドで判明するのでしょう。今、攻略情報に沿って解いてるから、バッドに立ち寄らないんで、推測の域を出ないけど。既に予測は立ってるんだけど、この作品は、予想外ではないけど、世界観に沿った割と巧みなどんでん返しを用意しているので、チャートが掲載されてるらしい「青本」か、作品内で確認したい処です。

 …でも。

 これだけやるのに猛烈に時間が掛かった。いくら攻略情報を入手し、スキップ機能や次選択肢ジャンプがあっても、新たなルートには新規のテキストが半端じゃなく存在するから、全然スキップできません(笑)。いや、濃密で面白いから良いんだけど、掛かる時間がガイキチ沙汰。読文スピードは決して遅くない方なのに、1ルートに掛け値無しでたっぷり丸半日。セーブできるんだけど、止められなくて(笑)。無職でないと終われなかったわ。蒼野さんについては多分あれだけなんだろうなあ。多分一番好みのタイプなんだけど、残念(笑)。ともかく、非常に面白かったので、追加シナリオディスクと「青本」は入手しようと決めました。さあお金何とかしないと<その前に仕事探せコラ(爆)

2001-10-26(FRI) 「月姫」、続行中。

 最近のお気に入りは、NHKの金曜時代劇「山田風太郎のからくり事件帳」。主役は江戸時代最後の南町奉行だったご隠居で、敵役のポジションには私の大好きな川路大警視様が収まってます(笑)。明治維新直後位の東京を舞台に、ご隠居とその仲間達が、強きを挫き弱きを扶く、奇想天外な痛快時代劇。毎回ゲストとして、坂本龍馬の妻が出てきたり、東条英機の父親が出たりと、有り得ない事ではないかも知れないけどすげえ無茶だ〜、な、風太郎カラー全開です。この辺、高橋克彦にも相通ずるものがあるかな。今夜で5回目になり、事情でご隠居役が小林桂樹から佐野浅男に変わったけど、脚本の旨味は変わらないので同じように楽しめました。まして今回はもう一人の佐野さんが格好良かったからなあ。佐野史郎扮する最後の牢奉行・石出帯刀さんが凄く良かったのよ☆

 8thマーチにケリがついたので、「月姫」再開。試行錯誤の結果、なんとかシエル・トゥルーエンドとシエル・グッドエンドに辿り着く。うーん…アルクェイドとシエル、どちらも選べないならグッドエンドルートかしらん。でもこのエンドは何か「天地」とか「うる星」を彷彿させて、一寸嫌だな。かと言って、シエル・トゥルー程に先輩オンリーの想いを持てもしないのがおいら。まあでもこの手のものは、誰か一人に寄った攻略をしないと出来ないモノと相場が決まってるからな。それは判る。グッドとトゥルーならトゥルーの方が好みだけど、なんとなく此処へ来るまでに通った、シエル先輩と差し違えるバッドの方が良いような気がしちゃうのは何故(笑)

 ちと時間が掛かりすぎるので、知り合いのアドバイスに従い、ネットを巡って攻略を入手。少々ズルだが、低マシンパワーの上テキスト多くて戻りが大変なので、勘弁。今の処まだ人外好みがはたらいて、シエルとアルクェイドが一番なのは変わらないけど、他のキャラをやったら変わるかもしれず。何しろ周囲には秋葉ファンが多くてね(笑)

 続けてアルクェイドを攻略。こっちもトゥルーの方が好きだなあ。トゥルー、深夜にやった所為で泣けちゃいましたよ(笑)。でも、やっぱりおいらは先輩も無下には出来ないから、素直に喜べないんだけどさ。ただ、こっちのグッドはシエルのより悪くない終わり方だと思うな。流石はヒロイン、扱いが違うわ(笑)。

 さて次はどの順で行こうかな。面白いと噂の琥珀ルートは最後にして、秋葉と翡翠、どっちを先にした方が良いだろうか。秋葉も面白いらしいんで先に翡翠の方が良いかな。うーん、一寸調べてからにする?

2001-10-25(THU) よくわからないこと

 金銭も行動原理の一つとは思うけど、それだけじゃないと思うのは女子供の甘い幻想なのかな。7:3で負けチームの胴元にも収益が入るから、日本一になれなくてもどうって事無いのか。個人収入には関係ないから、日本シリーズに負けるのはどうってことないのか。勝負事なのに、そんなにみんな、散文的なもの?負けたことの悔しさってのは関係ないのかな。ローズの祈るような涙目は、活躍できなかったから契約に関わる、とでも思った故のものなのかな。何か違うような気がするのは気のせいかな。勿論ストーブリーグの契約更改ってのはそういうもんなんだろうし、そう思う選手が居ないとは言わないよ。でも、それだけじゃないんじゃないの?例えば、日本での年俸よりあきらかに低いことが判ってて、何故可能性のある日本人選手はメジャーへ行こうとするのだろう。そこが頂点だから、じゃないのかな。それ、夢とかロマンとかじゃないのかな。

 いや、無論、勝算を考えて行ってはいる筈だろうけど。夢や憧れは実現する実力が伴わねば、只の絵空事に過ぎないもの。絵に描いた餅など食えないし、人間、霞を食って生きる訳にはいかないよな。でも、行動規範が金と名誉だけな訳はないと思うんだけど。ロマンを追うのは餓鬼の所行かも知れないけど、追えないヤツはつまらんな、と思う。ロマンだけ、語るヤツもアレだけどね。でも、他人を自分の物差しで測るような真似だけは絶対にしたくないから、あらゆる考えへの理解は努力したいと思う。だから金でしか計れないヤツもロマンだけしか語れないヤツも、単純に思考停止して切り捨てることだけはしないつもり。

 …という事を、日本シリーズ第5戦後に思わされた。ヤクルトの日本一が決まった後に映し出された、近鉄の選手の辛そうな映像に「悔しいんだろうな…」と呟いたら、「そんな事はない」と言って、前述の7:3発言をした揚句、だから気にする訳無いだろうと言い切ったのは、ウチのクソ親父殿である。流石に何事も金でしか計らない男だ(笑)。オーナーならそんな考えでも良いんだろうけど、選手はそこまでドライな筈無いと思うのだが、やっぱり甘いかな。ああ、こんな事を書いてしまう位には子供だわ(爆笑)

2001-10-23(TUE) 凄い才能

 「仮面ライダーSPIRITS」の2巻が出たので即入手。金無いのにこんなとこだけ感度良好(爆)。流石に村枝「俺フィー」賢一、相変わらずの達者なストーリーテリングであるが、それよりびっくらこいたのが巻末の各種インタビューの中身。市川「花の乱」森一が一回書いてるとか、井上「アギト」敏樹が前作伊上さんの倅だとか、私は知らない話ばかりで薄くてごめんなさいな内容。その上一番びっくりなのが早瀬コメントで、先日アギトの映画を見た帰りに、友人が言っていた通りだったりするんだこれが。うう、スゲエ。相変わらず凄い才能だよう(TT)

 彼の凄い処は、その観察力と的確な洞察力から導かれる、深くて潤沢な企画の才能なんだよね。時折「あ、一寸若いな」と思う発言もあるんだけど(笑)、大体が非常に年に似合わぬ老練さと、高視点から出てくる感じ。やはりその職種は伊達じゃないね(謎笑)。例えばある監督の伏線開陳の見事さについて「根本は簡単なんですよ。だから一気に判る」と言ったり、あるジャンルに対して「私だって大したレベルじゃないけど、私が読みたいと思うレベルの話がないから書く事がある」というおいらの不遜な言葉についても「意外と、自分が思う以上の作品を書ける人はいないものです」と含蓄ある示唆をくれたりする。彼の勧めてくれる作品に、ハズレはないしね。先日も話していて、「ああやっぱ凄いなぁ。何で私如きと友達で居てくれるんだろう。有り難いことだ」と一杯感動させて貰った。この見方の万分の一も自分にあればな、といつも思う位、人間観察と物語方面の読みは冷静で的確。おかげで自己作品の構想をうっかり話すと、先を簡単に読まれて練り直しの憂き目を見たりして(爆笑)、自分の浅さをいつも思い知らされます(笑)

 まあ、彼に限らず、過去、NiftyでGET出来た友人は、大体みんなハイレベルなんだけどね。俺一人凹の人(爆)。おお、俺はうすのろな大馬鹿でドベだけど、友人達は凄いぞみんな。目一杯友人自慢。えへへ。一寸だけ嗅覚自慢(爆笑)。でも、ハイレベルな友人達に遭遇できたきっかけの半分は、前述の友人のお陰だったりするのですわ。有り難い事です。ふふ、一杯誉めちゃったぜ(笑)

2001-10-21(SUN) 回答、とか

 突発的にデ○ーズのシェフサラダが食いたくなっている。これを食いたい時ってのは大概野菜不足なんだけど、おかしいな。栃木に通ってた時と違ってちゃんと食べてるのに(笑)

 先日知り合いからのメールで「GPMのキャラは典型的で類型的なパターンじゃん」と言われた。どうも此処のコメントが引っかかったらしい。ああ、それはそうですよ。勿論。でも、此処で私が言いたかったのは、性格構造の作り方についてだったんだよね。2次元キャラって、「Aという性格」って見えたら大体それだけですよね。せいぜい「実はB」という捻りが一回入る。その上大体予想の範疇で、序盤からBも透けてて、浅い事が多い。GPMのキャラは、この捻りがもう1つ位入ってる。それも、相当深入りしてこないと見えてこない。そういう「作りの面白さ」を知ってしまったので、通り一遍では物足りないな、と言いたかったのでした。まあでも、この受け止め方はひょっとすると私のオート補完の結果臭いんで(笑)、他の人がそう感じるとは思ってません。

 閑話休題。アギトは、凄い勢いで話が進んでいる感じ。勝ち誇ろうとして失敗した揚句全てをあっさりかっさらわれる北條さんがナイス(笑)。前日友人に勧められたアニメのワンピースも、今後の展開が確かに楽しそうである。ワンピースもなあ、こんなに巻数が無ければなあ。やはりマンガ喫茶で粘るしかないのか(笑)

 今週の「時宗」は、いのちに関わるもの達の生き様三題といった感じでした。告知されてしまった時宗、悟る実時、そして、決意する者達。相変わらず為政者は嘘を付くのが上手だよな(笑)。実時さんは結構三浦半島方面(笑)に縁のある人なので、彼のいう地名の情景が一々浮かんでしまう私は何者(笑)。いや、鎌倉もてのひらみたいなもんだけどね。

2001-10-20(SAT) 背負うモノの違い

 いつもデジモンを一緒に見る友人と共に「劇場版・仮面ライダーアギト Project-G4」を見に行く。併映は親に出費を強いりまくる大量のアニマルメカでお馴染み「百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、怒る」。いやあ、劇場、お子さんだらけでチキンなおいらはすげえ勇気が要りましたよ。

 「ガオレンジャー」の方は相変わらず大味でいい加減で(笑)、テトムは使えないしブラックは刺さってるしガオコングはダンスするしと全編これ笑いどころだったんですが、劇場内の一体感は凄かったです。画面からテトムやガオレッドがする呼び掛けに応じて子供達が「がおれんじゃー!」と叫んだり、「ガオアクセス!」どころかその一拍後の「ハァッ!」までシンクロしてくれたのにはびっくりでした。きっと遊園地のショーの延長なんでしょうね。そういえば向ヶ丘遊園もドリームランドも閉園が決まって、寂しいことです。

 「アギト」の方は、子供さんにはつまらなかった様で、おいらの隣の餓鬼なんぞは劇場内を徘徊してました。親には本郷武が警視総監で出てくるサービスしてたけど、なかなかアギトもギルスも出てこないんじゃアレでしょうな。G3−Xは弱いから好かれてないのかも。私は好きだけど(笑)。でも話の方はTVに負けず劣らず面白かったです。適度に話がTVに繋がっているのも◎。使われてない映像を予告に使ったり、ラストが一寸「オイオイ」なあっけなさだったりなのを除けば、そこそこサービス満載で格好良かったですね。特にG4を操る自衛官のミズキ(字が判らない)が良い。過去のG4実験で死んだ同僚達の沢山のホルマリンの棺の前で、氷川君に向かって「君は生に執着して戦っている。俺は死を背負って戦っている(うろ覚えのため大意)」と背負うモノの重さを匂わせて、自分の強さと虚しさを言外に語る。装着者が死んでも稼働し続けるG4システムの哀しみがたまらない。先日のG3マイルド(笑)とはえらい違いです。嫌味にーちゃん北條君の出番が薄かったのがちと寂しかったのですが、代わりに自衛隊のマッドねーちゃんが大活躍だったので良しとしましょう(笑)

 映画の後、ついフルーツバスケットのマキシシングルとアギトのソングコレクションとスクライドOPのマキシシングルを買ってしまう。お金無いのに。失敗。でもまあ良い曲だからイイや。特にフルバのOPはお勧め。淡々とした、胸にしみる可愛い曲。私は深夜にこれ聴きながらベロベロ泣いてしまいました(笑)。良いよ。特にあならぶに苦しむ軒女史には一寸勧めたいかも、とこんな処で私信(爆)

 帰宅後、気が向いてぽらすたの「大きな楡の木の下で」を読む。改めて軒女史って、物語に政治を見ようとする性癖があるのな、と思う。こういう人はキャラはまり、というのは余りしなさそうだよね。わしとはその辺逆だな(笑)。やっぱ「星界」シリーズでそこに思いが至る人は主流ではないと思うし…などとつらつら思考を遊ばせていたら、突然

GPMネタを思いつく(笑)

 それも、1945年の幻獣侵攻開始とか芝村台頭とかの辺り。やべえ。銀英とせらむんなら過去ネタな板野の面目躍如。でも権謀術数は一寸技術的に不得手だからなあ…それで善行さんの1998年前後の過去ネタとか帰還後ネタとかを保留にしてるのに(笑)。「喪失(仮題)」のそーいう部分を組み上げるのに今四苦八苦している盛りだってのに。とほほ。実際の政治を考えたり読んだりするのは好きなんだけど、表現技術はまた別じゃないですか。うーむ。でもこれが書ければ多分念願の「リプレイに拘らない」オリパロが出来るような気がするんだよな。どうしよう。熟成させてみた方がいいかな。指揮車(笑)じゃなかった識者の意見求む(笑)

2001-10-18(THU) 18禁である事の必然

 評価周りで最も信用している友人から話を聞き、ついにというか、今更「月姫」に手を付ける。今の処2回のゲームオーバー(内容的にはバッドエンドに類する展開なんだけど、エンディングリストに何も出てこないからこっちに分類)を経験してるんだけど、内容が濃密で、非常に面白いです。内容は…一言で片付けるとオカルトもの<大語弊(笑)。アルクェイドと先輩の、どちらも選べず困り果てています。次点は先生と翡翠かな。ストーリー半ばで何となく予想した内容を、一段落とし気味に使ってくる処なぞは、なかなか凄い手腕だと思う。後はこちらが期待するキャラ造形なら尚良し。GPMやってから、薄っぺらいパターンなキャラ造形には面白味を余り感じなくなってるので、期待値のハードルは結構高いけど、いけそうな匂いがしているので楽しみ。でも、そこまで判るには、クリアしないとな。とほほ。

 ただ、この手のゲームをやってていつも思うのは、筋に18禁である事の必要性が余り感じられないって事ね。誤解の無い様に言っておくけど、私はそこらにいる頭の固い面妖撲滅派では全くありません。あたしゃジャンル的には面妖出身だし、それこそ面妖は大好きだ(笑)。でも、不思議に思う訳ですよ。ホント素朴なギモン。だって、世間的に評価されてる18禁の美少女ゲーって、あんましエロの必要性がない事が多いんだよね。勿論エロが入る事で陰惨になったり、「虜」や一連のPILゲーみたく、絶対の必然性を以て作られた良質のゲームも存在するんだけど、例えば「雫」や「痕」なんかはあった方が深いけど、なくても問題ないみたいな処がある。「月姫」も筋的には正にそんな感じなんだよね。ある方が嬉しいけど、無くてもまるっきり問題ない。出来は別にして「To Heart」なんかはそうだよね。あれ、聞くところによるとエロ無しPS版の方が受けが良いらしい(笑)。そんな作品が18禁ゲーとして「良く出来てる」って受けるってのが、よくわからん。確かに18禁であろうとなかろうと良い物は良いんだけど(勿論それは重々承知である)、18禁を冠する意味が判らない、という事ね。ま、売れる売れないみたいな話をするならエロ有の方がダントツに良いのは判っているし、ノーマルでは発表できない事でもエロにしてしまえば何でも出来るってのがあるのも判ってる。詰まる処手前が取り得る手段が面妖だったって事なんでしょうな。

2001-10-15(MON) 根絶の意味

 アクセスチェックを調べてたら、ガンパレの来須リプレイページのヒット率が案外高い。確かに一番コマンド周りをあーでもねーこーでもねー言ってるページなんだけど、こんなまとまりのない垂れ流しページを、こまめにヒットするゴーグルさんには頭が下がります。やはりこれはTipsをまとめたページを作った方が良いのかなあ。でももう私如きが知ってるような事はみんな知ってるんじゃないのかな。始めたの遅いし。

 右の親指と膝の痛みはなかなか治る気配を見せない。足、平地は平気だけど、階段が厳しい。手の方は相変わらず親指を支点にした動作が辛い。キーボードとタッチパッドは全然親指使わないんで、影響ないけど。

 「TVタックル」に大好きな佐々さんが出てたので、是非「同時多発テロ」と「アフガン報復」に関する見解を聞きたいと思って見たら、色々と面白い事が判明。感じた事については色々思う事もあるので、タイトルにふれるに留め、書かないけど(狡笑)、辻元、ハマコーも絶好調だったし、この番組テレ朝のくせに面白すぎ(笑)

2001-10-14(SUN) びくとも動かん(笑)

 この処、自分の意識改革が大きく進んでいて、なかなか面白い事になってきている。モノの受け止め方や処理スタイルが変わりつつあり、こいつは二十歳の春以来の大変革になりそうな予感…ってこの歳で通過する内容でもない様な(爆)。きっかけは親に言われて始めた散歩。親の見栄が絡んで夜やっているのだが、元々月夜の散策は、創作意欲がかき立てられたり、気持ちが落ち着いて良い癒しになったりするので、率先して実行中だ…と書いてるが昨日一寸膝の痛みが悪化して此処二日はお休み中(爆)。関係ないけどベランダで時間を忘れて夜空を見上げるのも好きである。そう、私は朝方の頭構造のクセに夜と月が大好きなのだ。GPMの夜のBGM「蒼月夜曲」を口ずさみながら、秋風にふかれて冴え掛かる三日月などを眺めるのは最高である…前半が腐れてるけど(爆)

 さて。今週の「時宗」。泣かせも破局もこう来るか!という内容。最近巧いな、と思ってる演出に、時宗・和泉へのライティングがある。おとーさんや兄貴の時は何かを決意したりする時って、目に光が入るんだけど、彼の時だけ完全に目が闇の色になる様計算されたとしか思えない映像になるんだよね。特に執権モードで策略ガンガンぶんまわしてる時の、凄味ある表情の時によく使われてて、何を考えているのか伺い知れない様に見える。やっぱ天下のNHKだよな〜。NHKの時代物って、昔からホントにライティングがよく計算されているんで、それだけで見る価値があると思っちゃう…ってそんなとこ誰もフツーは見ねーよ(爆)

 ま、それはさておき。全ては蒙古使節との会見に尽きるね。最初のボタンの掛け違えが後々迄遺恨の種になる。1回目の親書が来た時に、先ず何よりも返事を出して、意見のさぐり合いをすべきであったのだと、視聴者である処の現代人たる我々は思うのだが、彼らにはそれがない時代の人間である。発生した齟齬は、こじれこじれて数多の命を奪ってゆく。奪われた命の分、積み重なる恨み。捨て去るには余りに重い、物言わぬ命達。この恨みを何処で、何で、断ち切るか。血を吐くようにして行われた最期の賭は、これ以上無い、最悪の結果に終わる。

 ここ、裏切られたトセイチュウ(ゴメン字忘れた(笑))の顔が良い。ずっと痛々しい顔をしていた兄貴が一瞬見せた鬼の顔も良い。そして、激しくダークな為政者の顔をした時宗がもの凄く良かったです。いや、ちゃんと日本史ならってる人なら、こういう展開だってのは誰でも知ってる筈だけど、こういう叩き落とし方かー。わし、情で二人を断ち切るのかと思ってたけど、こういう風に兄と弟の関係をブチ切るとは思わなかったな。兄貴は大儀のために情を押さえられる人なだけに、こんな公的な形での否定が発生してしまったら決定的だ。駄目押しじゃん。おかげですっかり心の凍り付いてしまった兄貴は、その頭脳をついにとんでもない方へ回し始める。でも、一度で良いから彼が存分に能力を発揮する処を見てみたいと思っている私にとってはちと楽しみだけど(笑)。

 死を宣告された時宗、成長した我が子に心を震わせる時輔。そして、時代は大事な男を連れ去ろうとしている。そんな訳で、以下次号。

2001-10-08(MON) 午前3時 爆撃開始


 …その時間、気まぐれで始めた「ゲッターロボ大決戦!」内の合体シミュレータ(最低ランク)で、竜馬にボロクソに怒鳴られてたおいら(爆)



 勿論まだ合体試験に合格してないので、搭乗資格がないまま終わってるんですが。目が覚めたら米英さんとアフガンさんでそんな事になってたので吃驚でした。関係ないけど「よねひでさん」と読んだら何だかよくわからん世界だな<をい。親父の馬鹿が「国連も参加してる」とかすっとこどっこいな事を言うので、「何いってんだ、今メリケンとエゲレスがそこへ言い訳しに行ってんだぞ」とたしなめはしたものの、まあ世界一の国家さんが言う事だからねえ。とりあえず現実的な対処にはなるだろうな、とは思ったものの、そういう事はパンピーには通じないので黙ってた。「理屈ばかり捏ねるな」と言われるのが関の山らしいし。こうなったからには、日本も非現実な答弁ばっかやってないで、もっと現実的な危機管理をした方が良いと思うぞ。さしあたって基地周辺の警備とかさ。こっちが「この基地は米軍のもので日本と関係ない」とかいっくら思ってたって、向こうには「前線基地」には違いないでしょう。兵站と補給地を叩くのは基本だし。日本人と違って口に出さなきゃ無いものになるなんて、何処も思わないでしょうし。日本は親アラブなんだから、もっと外交力があれば、色々面白い立場に立てたのにね。ロシアっぽい交渉ポジションが取れて、事態を取り回せたかもしれないのに。ま、無い物ねだりか。

 また親父と喧嘩して負け(笑)、部屋掃除を始めたら、学生時代にノートに書きまくったマクロス&オーガスのパロマンガを大量に発見。中身はアクション&ラブ(爆笑)。今読むとかなり恥ずかしい出来(絵ではなくストーリーが)。大学時代のネタですらこれほど恥ずかしいとなると、最早中学時代の作品は読めないかな(--;ついでに「六月の花嫁」とFIGHT-ALONE関係の絵コンテも出てくる(笑)。更に友人とやった未完のリレーマンガと、オリジナルの絵コンテも発見。どれを取っても非常に好みが分かり易い筋とキャラ造形なのには受けた。こんな処で三つ子魂を見る羽目になるとは。とほほ。惚れキャラ(惚れカップリング含む(笑))への馬力は只事じゃないって処も含めてね。

2001-10-07(SUN) まだまだ根強いジャンル

 前夜ある人の話が面白かったので、止せばいいのに3時までガンパレやってしまった所為でメチャ眠。でもやったのはその時話題になった「シバムラティック・バランス」ではなく、「熊本城」で舞についていかないバージョンと、久々のN.E.P.戦闘を単座で試しただけ。おいらはこの話をしてくれた人ほどの技量がないので、そこまでは無理だろうけど凄く面白そうだよなあ>シバムラティックで600以上撃墜Sランク

 さてこの日は、軒女史に請われて?池袋の田中芳樹オンリーに手伝い売り子をしに行く。そろそろ大した勢力でもあるまいと多寡を括ってたら、

腰抜ける程客が来た(爆)

開場前に列を見に行ったらざっと200人はいて「うわこの狭いのにあんなに居るよ」とか吃驚してたら、それどころじゃなかった。正午前後に入ってきた、整理券で150と言ってたにーさんの話では、「今前の公園に500人近く居ます。それを最初だけ150人入れて、後は50人ずつ区切って入れてるんですよ」との話し。そんな調子で全員捌けるのか。その上サークル数を増やした弊害が出て、動線がもの凄い状態。急遽入換制になったけど、そんな事出来るほど善意のお客さんばかりなのか?チェックなんてしてないだろう等々、色々と運営面で思うことはあったものの、BGM選択がなかなか良かったし(笑)、みるひさんとこも盛況だったので良しとしよう。「世紀」の次に「パリ燃え」掛けたBGM編集者の意気や良し(爆笑)

 それにしても、まだあんなにファンが居るとは思わなかったな。いくら企画&協賛が大手とはいえ、失礼ながらあそこ迄集客力のあるジャンルとは思ってなかったんだよね。近くでもう一個イベントがあったとは言え、本当にうんと客が来て、結構盛況なオンリーになってた。田中芳樹と言うより銀英の根強さを感じたよ。色々と出た「一寸した不手際(笑)」は、イベントスタッフもそこを読み違えたんじゃないかと思われるものばかりだったし。地道なPR作戦が成功したのは良いけど、成功しすぎて超大変(笑)という有様。スタッフの判断が少し遅いのが気になったけど、仕方ないか。相対の客層の割合は男女比2:8。確固たる男性ファン層がいるのが、このジャンルの面白い処。オンリーでもちゃんと一派を成していたのは流石でした。終了後は後夜祭に出ず、軒女史を連れ回す。久しぶりに往年の「NTT深夜便」並のトークをかましてしまったが、話題がまた激偏りですまん>女史。一応避ける努力はしたつもりだが、努力になってなかった自覚はある。反省。

 本日の「時宗」。大人げない泰盛(笑)。博多民大パニックの処は良く出来てた。決意した房さんと、謝国明の友情。師氏も良し。武家を忘れられない兄貴。この後の蒙古使節の史実上の結末を知っている身としては、予告編の兄貴の涙がたまらない。でもなあ。此処最近あのドラマも予告編の謀り度が高いから(笑)、鵜呑みに出来んぞ。

2001-10-05(FRI) これは一体どういう事なのだろうか(笑)

 右膝と右親指の痛みは一向に引く気配を見せない。膝の方は階段乗降に相当の影響が出始めてるし、指の方は力が入れられない関係で、親指を支点とする動作が一切出来ないのだ。困ったなあ。併せて左喉が痛くなってきた。かなりヤバ目。

 フジの「TEAM」の特番を見る。このドラマは結構作りが巧くて好きだったんだけど、特番もなかなか良い味を出していた。ただ、犯人の少年像にエヴァ的臭みを感じてしまったのがアレかな。この手の臭みはよく日テレ系のドラマにあるんだけどね。日テレと言えば先日の「フードファイト」特番は、萩本欽一の悪役が面白かったね。「お前の腸はチョーイカシてるよ」って何(笑)

 さてそんな夜、またGPMキャラの出る夢を見ました。良いぞ絶好調だ異常脳。今回は修学旅行に行った先のホテルでの出来事(爆笑)。何故か男女混合部屋で、学生時代の友人に加えて素子様と善行さんが出ます。私らの部屋がビデオ盗撮されている事が判明し、善行さんがその技能を駆使して(笑)、フロントに掛け合い部屋を代えさせるという内容なんですが、代えた先の部屋が狭くて、ナイスバデーな素子様と身体を密着させながら寝る事が叶うというすげえ煩悩炸裂話です(笑)。今回は長さもそれなりなんで、起こしても良いんだけど、学生時代の友人が絡んだり、最後の素子さんの「ばでー」な話が巧くオチに出来ない展開だったりするんで止めておきます。おいら、ホントは貧乳派なんだけど、流石にでかい乳は柔らかくて気持ちよかったぞー<馬鹿(笑)

2001-10-03(WED) 暴走脳、無限

 ゴーグルさん(ホントはグーグルって言うらしい(笑))がGPMのコマンドコンボを拾いにグリグリ回ったらしくて、いきなりアクセス件数が上がる。何故ウチみたいなTipsもこさえない零細を掘る(笑)

 先日リプレイページにてご紹介した腐れた夢に引き続き、またもGPMキャラの出る夢を見る。今回は話しに出来るほどの長さじゃないんで起こさないけど、何故かイワッチと、同人誌の在庫確認をする夢。中途半端に腐れているのが哀しい。タイル貼りの部屋に山と積まれた段ボールを開けて、数勘定と出来のチェックをしてまわったんだけど、岩田、スゲエ的確かつ迅速に数と出来を指摘していくのが実に格好良かったです(笑)。大体おいら、結構とんでもない夢を見る能力が高いヒトなんだよな。例えば自分が作ったヤマトネタを劇場版で見るとか、マクロスネタを一週間ぶっ通しの続き物で見るとか、裸の綾波を抱きしめるとか(笑)、無茶な夢がめちゃリアルな高再現力で見られる体質だったりするんですよ。夏頃のびっくりは、あるネット仲間のコミュニティとガンパレが微妙にシンクロしたヤツを一週間ぶっ続けで見た事。紹介したところ、続きを見ろと催促されてるんだけど、そればっかりは流石に無理だな。まあ代わりに正真正銘のガンパレNPCが出てくる夢が見られるようになったんで、俺的にはおっけー状態<をい(爆)。最近ゲームの方をやってないのは、一寸飽きたってのもあるんだけど、メモリーカードがまたぞろ足りない所為(笑)なのと、何かごつい長編パロが出てきそうな予感がある所為。まだ具体的なイメージじゃないんだけど、頭の中でもやもやもやと妙な気配が蠢いて来てるんだよね。ベースは先日来から弄ってる「喪失(まだ仮題(笑))」と、この処読み漁ってる軍記かな。イタノお得意の天啓「一寸面白い台詞」が脳内からそろそろ出てきてて、「この台詞を元にしたら何か面白いモノに辿り着けそうな気がする」と発酵させてる処。うふふ、楽しみ☆

2001-10-02(TUE) 浸ってみた(笑)

 捜し物をしていたら、半年前に買って放っていたと思われる「北条時宗」のサントラが出てきたので、聴く事にする。

…良いねえ

 今迄の大河サントラと圧倒的に違うのは、その音。マスター音源、相当いい音使ってる感じ。それもその筈、今年の大河はデジタルハイビジョンを使用している関係上、音にも妥協が許されない。その恩恵を受けた様で、実に良い音に仕上がっている。うふふ。曲的には様々なシーンに掛かったテーマを繋いで1曲にしているので、聴きながらシーンを思い起こして、ついうっとりと酔ってしまいました(笑)。元々こういう感じの曲は好きだしね。オープニングからトップギア。「ゴーリンゴー」は一曲だけど、聴きながら戦闘シーンにこれかぶせたら泣けるよなーなんて思いつき、突然近くの「戦艦大和ノ最期」を手にとって、読みながらサントラを聴いてみる。

…涙 滂沱ノ如シ(爆)

 いや、素で読んでも、胸を打つなんて簡単に言えない、もの凄い本なんだけどね>「最期」。サントラ操作の力って偉大だなと(笑)。ライナーノーツで製作総指揮曰く「ギリシア悲劇を展開したい」とあったんだけど、それを確かに彷彿とさせるメロディラインは、大作映画顔負けに、無闇に雄大でドラマチックな旋律を醸してましたよ。芳醇で潤沢な音達が耳孔の中を舞い踊る。これだからサントラマニアは止められねえ(笑)

2001-10-01(MON) ゲームパロは難しい

 ゲームのパロは難しいと思う昨今。GPMに限った事なのかもしれないけど、よくみんなパロ書けるよな。今迄色々なアニメ・小説・マンガのパロネタを考えてきたけど、今回くらいやりにくいのはない。あ、面妖は簡単だよ?あれはひとつ大きな縛り(笑)があるんで、それをメインに据えた上でエッセンスを加えてやれば良い。悩んじゃうのは真っ当な話を考える時だな。私はインサイド書きで、どっちか言うと「原作」の行間を絞るタイプの書き手なんだけども、結果的に「原作の内容は9割9分書かない」タイプの作品を仕上げる人なんだよね。世界観とキャラを借りた、疑似オリジナルに近い作品を作る、そういう人なんですよ。例えばTVアニメは複数の脚本家が携わって作品を作るけど、その内の一人、みたいな書き方をする訳。だからオリキャラも平気で出すし、作品解釈が要になるんだけど、それは余談。見てみたいんだけど原作には出てこないであろう物語、或いは原作には有り得ないんだけど、こうやればこんな無茶も「有り」な物語を捏造して表現、というのがイタノ・スタイルという訳だ。

 その私が今回、GPMパロを書くにあたって何一番焦ったかって、「ほぼゲーム内容の踏襲」を描いてしまう自分の有り様ですよ。いつものやり方が全然出来ずにいる。確かに最初と二つ目のリプレイショートを書いた時は意図的で、あれはそれぞれ「私が感動した流れを知らせたい!」「この体験は書き様で如何様にも出来るぞ(笑)」という強固な意志の元に書かれてるから良いんだけど、以後だよ以後。いつもの様な「全くの切り離し」が出来ない。何か書いても「あーこれゲーム内の体験だよな〜この台詞はゲームのまんまやし〜」となってしまって、「行間」を描くのに成功しないんですよ。強いて言うなら、行動間の心理描写が辛うじてそれを達成している程度。同じモノを書くのが大嫌いなこの私が、何が哀しゅうてまんまゲームを書き写さなければならないんだ、という位、同じモノを書き連ねている。自分のパロ書きのアイデンティティが完全に崩壊してるんですな。いや、努力はしてるのこれでも。「体験其侭(笑)」では話にまとまりが付かないから、部分的にシーンや台詞を捏造(笑)して付加してるのがその足掻きの現れだったりします。それに、以前も書いたけど、ゲームはやった人の数だけ体験があって、エピソードの出て来方や注目キャラによって、随分流れや印象が変わるんですよね。マルチシナリオなら尚更。同じ流れを見て貰うなら、同じ様に書くしかない訳です。…書いた処で違う印象で受け取った人には、無意味な場合が多いんですが(爆)

 まあ、GPMは他のゲームに比べて幅があるので、書きにくいってのはあるんだよな。設定も細かいし。普段は嗅覚が働いて、こんなに設定の細かい作品のパロには手を出さない。多分出しちゃったのはこのゲームに続編がない事が判っている所為(厳密には違うんだけど(笑))。その上どっちかいうと私の中でも「体験聞いて聞いて☆」の方が強い事は認めます(爆)。でもね、一応これでもパロ書きなりの自己ポリシーみたいなモノがあるんですよ。「原作と同じモノか原作以下のモノを出すなら原作見た方が良い」って思う人なので、どうも「パロは原作を踏襲しつつも原作に無い世界でありたい」と思って物語を紡いでる様なのですな。…この考え方は逆説的か。本来は「こうは書かれていないよな(笑)」を基本に「行間を埋める妄想力」の生み出す物語を吐いてるだけだし。自分の欲求に忠実な俺様(笑)でも今回はそれが出来ない。やっとこの前書いた「幕間」がそれに近い状態になってきたかな、という感じ。ゲームをやり込んで、多少は世界が消化出来たって事だろか。でもそれが何処にでもありそうな話しなのが、またショックなんだよな〜。ま、それはいつものことか。所詮その程度。あいたたた。自爆(笑)


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