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2001-10-21(SUN) | 回答、とか |
突発的にデ○ーズのシェフサラダが食いたくなっている。これを食いたい時ってのは大概野菜不足なんだけど、おかしいな。栃木に通ってた時と違ってちゃんと食べてるのに(笑) 先日知り合いからのメールで「GPMのキャラは典型的で類型的なパターンじゃん」と言われた。どうも此処のコメントが引っかかったらしい。ああ、それはそうですよ。勿論。でも、此処で私が言いたかったのは、性格構造の作り方についてだったんだよね。2次元キャラって、「Aという性格」って見えたら大体それだけですよね。せいぜい「実はB」という捻りが一回入る。その上大体予想の範疇で、序盤からBも透けてて、浅い事が多い。GPMのキャラは、この捻りがもう1つ位入ってる。それも、相当深入りしてこないと見えてこない。そういう「作りの面白さ」を知ってしまったので、通り一遍では物足りないな、と言いたかったのでした。まあでも、この受け止め方はひょっとすると私のオート補完の結果臭いんで(笑)、他の人がそう感じるとは思ってません。 閑話休題。アギトは、凄い勢いで話が進んでいる感じ。勝ち誇ろうとして失敗した揚句全てをあっさりかっさらわれる北條さんがナイス(笑)。前日友人に勧められたアニメのワンピースも、今後の展開が確かに楽しそうである。ワンピースもなあ、こんなに巻数が無ければなあ。やはりマンガ喫茶で粘るしかないのか(笑) 今週の「時宗」は、いのちに関わるもの達の生き様三題といった感じでした。告知されてしまった時宗、悟る実時、そして、決意する者達。相変わらず為政者は嘘を付くのが上手だよな(笑)。実時さんは結構三浦半島方面(笑)に縁のある人なので、彼のいう地名の情景が一々浮かんでしまう私は何者(笑)。いや、鎌倉もてのひらみたいなもんだけどね。 |
2001-10-01(MON) | ゲームパロは難しい |
ゲームのパロは難しいと思う昨今。GPMに限った事なのかもしれないけど、よくみんなパロ書けるよな。今迄色々なアニメ・小説・マンガのパロネタを考えてきたけど、今回くらいやりにくいのはない。あ、面妖は簡単だよ?あれはひとつ大きな縛り(笑)があるんで、それをメインに据えた上でエッセンスを加えてやれば良い。悩んじゃうのは真っ当な話を考える時だな。私はインサイド書きで、どっちか言うと「原作」の行間を絞るタイプの書き手なんだけども、結果的に「原作の内容は9割9分書かない」タイプの作品を仕上げる人なんだよね。世界観とキャラを借りた、疑似オリジナルに近い作品を作る、そういう人なんですよ。例えばTVアニメは複数の脚本家が携わって作品を作るけど、その内の一人、みたいな書き方をする訳。だからオリキャラも平気で出すし、作品解釈が要になるんだけど、それは余談。見てみたいんだけど原作には出てこないであろう物語、或いは原作には有り得ないんだけど、こうやればこんな無茶も「有り」な物語を捏造して表現、というのがイタノ・スタイルという訳だ。 その私が今回、GPMパロを書くにあたって何一番焦ったかって、「ほぼゲーム内容の踏襲」を描いてしまう自分の有り様ですよ。いつものやり方が全然出来ずにいる。確かに最初と二つ目のリプレイショートを書いた時は意図的で、あれはそれぞれ「私が感動した流れを知らせたい!」「この体験は書き様で如何様にも出来るぞ(笑)」という強固な意志の元に書かれてるから良いんだけど、以後だよ以後。いつもの様な「全くの切り離し」が出来ない。何か書いても「あーこれゲーム内の体験だよな〜この台詞はゲームのまんまやし〜」となってしまって、「行間」を描くのに成功しないんですよ。強いて言うなら、行動間の心理描写が辛うじてそれを達成している程度。同じモノを書くのが大嫌いなこの私が、何が哀しゅうてまんまゲームを書き写さなければならないんだ、という位、同じモノを書き連ねている。自分のパロ書きのアイデンティティが完全に崩壊してるんですな。いや、努力はしてるのこれでも。「体験其侭(笑)」では話にまとまりが付かないから、部分的にシーンや台詞を捏造(笑)して付加してるのがその足掻きの現れだったりします。それに、以前も書いたけど、ゲームはやった人の数だけ体験があって、エピソードの出て来方や注目キャラによって、随分流れや印象が変わるんですよね。マルチシナリオなら尚更。同じ流れを見て貰うなら、同じ様に書くしかない訳です。…書いた処で違う印象で受け取った人には、無意味な場合が多いんですが(爆) まあ、GPMは他のゲームに比べて幅があるので、書きにくいってのはあるんだよな。設定も細かいし。普段は嗅覚が働いて、こんなに設定の細かい作品のパロには手を出さない。多分出しちゃったのはこのゲームに続編がない事が判っている所為(厳密には違うんだけど(笑))。その上どっちかいうと私の中でも「体験聞いて聞いて☆」の方が強い事は認めます(爆)。でもね、一応これでもパロ書きなりの自己ポリシーみたいなモノがあるんですよ。「原作と同じモノか原作以下のモノを出すなら原作見た方が良い」って思う人なので、どうも「パロは原作を踏襲しつつも原作に無い世界でありたい」と思って物語を紡いでる様なのですな。…この考え方は逆説的か。本来は「こうは書かれていないよな(笑)」を基本に「行間を埋める妄想力」の生み出す物語を吐いてるだけだし。自分の欲求に忠実な俺様(笑)でも今回はそれが出来ない。やっとこの前書いた「幕間」がそれに近い状態になってきたかな、という感じ。ゲームをやり込んで、多少は世界が消化出来たって事だろか。でもそれが何処にでもありそうな話しなのが、またショックなんだよな〜。ま、それはいつものことか。所詮その程度。あいたたた。自爆(笑) |