例え連日戦闘で!
壬生屋が壊し続けても!
休みにデートのある限り!
誰が逃すかその情報!
奥様戦隊 善行、見参!
「…行っちゃいましたよ、二人」
「早くそれを言いなさいっ!」
「やれやれ」
奥之壱:東○でいこう
「セイビレッド!」
「シレイブルー!…って、一寸待って下さい!何で貴女が真ん中でレッドなんですか!」
「フフッ☆そりゃあ、美人で素敵で主役だからよ☆ねえ?」
「そりゃあもう、素子さんは美しいですぅ!」
「ほら☆」
「良いですか?これは『奥様戦隊 「善行」』なんですよ?常識なら私がレッドで貴女はピンクか、最近の流行でイエローかホワイトと相場が決まってるでしょう!」
「何?何か文句ある?」
(何か出たらしい)
「…いえ」
「結構。じゃ、続けましょ☆」
「スカウトイエロー!」
「ヘンタイホワ〜イト☆」
「ツイン、ブラックです。宜しく」
「待ちなさい!なんで人が増えてるの!」
「アルバイトを雇いました。最近隊内のラブラブが多くて、人手が足りないので」
「そりゃあ良いわよ?テレパスだってエンパシーだって最近限界だなって思ってたけど。だけど何?何でよりによってあんなダンシングスーパーお馬鹿と演歌達磨ズなんか雇ってるのよ!」
「お馬鹿とは失礼な。アナタには私のこの高尚なギャグがわからないのですか?私は友の為なら例え火の中水の中!私のギャグは世界を救う!立て立つんだじょぉおおおおおお」
「辛く苦しい時には歌を歌いなさい。歌うのです」
「歌いなさい。オールハンドゥガンパレード!」
「…誰こいつらと運命の友なの」
「私ですが?」
「もっと、マシなの、選べ!」
(素子の蹴り、善行・岩田・坂上ズに炸裂。吹っ飛ぶ四人)
「のぉおおおおおおおおおっ!」
「歌いなさ〜い」(二人分(笑))
「あ、あのー…も…いやレッド様?」
「ぜーはーぜーはーぜーはー…なに?!」
「じ、自分も二人程雇ってみたんですが…」
「誰?!」
「決めるぜ!ネッケツグリーン!」
「…あの、ポヤヤンピンク、です」
「速水君と滝川君ならまあ悪くないわね…って何でピンクが男なんだー!」
「貴女の所為でしょ」
「ブルー!あんたは黙ってやられてなさいよ!」
「…『レッドとブルーは仲悪い』なんてセオリーまで踏襲しなくても…」
「痴話喧嘩って事だろ?」
「うるさいですね」
「うるさいわね」
(滝川、善行と素子にぶっ飛ばされる。後ろで速水、笑顔)
「え…?可愛いから、じゃないの?(にこ☆)」
「う゛!(さ…流石は魅力 2000!)」
「(ホントは他の女子がピンクやったらレッドが怒るから、だけどね☆)」
「…ハラグロピンクの間違いじゃないんですか?」
「え?委員長じゃなかったブルー、何の事?」
「いえ別に」
(速水、にっこり笑って高速パンチを善行に繰り出す。瞬殺(笑))
「…余計な事言わなければ長生きできたのにね☆」
「…フフ、レッドに、刺し慣らされてる私に、そんなもの、効く訳ないでしょう」
「…司令殿、それ…仰向けで言う台詞ではありません…」