2000-07-12 更新

年寄りの戯言。

書いてる内にあまし関係ない事がわかって尻切れトンボに終わったお馬鹿三連発。すまん。

◎私と永井豪−或いは年寄りの戯言1−

 本来ゲッターは石川氏のモノなんで、彼を語るのはお門違いなんですけど、始めに出会った頃はそんなの知らないし、今でこそヲタな目で識別つくものの、ヲタじゃない頃の子供に区別付く訳無いじゃんとか言っちゃいます(爆)。まあダイナミックプロの親分なんで簡単に語ろうかなと。実は絵的にはこっちの方が好きなのよね<をい

 GO漫画の最古の記憶は4〜5歳の頃に遡ります。モノは「ズバ蛮」が最初…だと思うんだけど、永井氏の全作品を知ってる訳ではないんで、自信が無いなあ(爆)これも、近くの耳鼻咽喉科の待合室にあったやつを飛び飛びに読んでたっていうのだしね。ただ、この作品が私に与えてる影響は猛烈なモノがあります。エヴァンゲリオンでの探求で気が付いたんだけど、正に三つ子の魂何とやらでして。今でも猛烈に覚えてるんですが、丁度ズバ蛮が仲間と共に鬼の一族に捕まって、鬼に改造されるあたりだったんですよ。この時の彼は敵に斜めに斬りつけられた胸の重傷の所為で、全く動けないままに鬼にさせられるんですが…どーもこの時のとか、偏袒左肩(笑)な包帯とか、傷痕とかがなーんか嗜好というか、拘りになったらしい。実は私の大事なオリキャラ君達には、大概胸から腹に掛けて、大きな斜め傷があるのです(爆笑)

 そこから次に来る記憶は…多分「ドロロンえん魔くん」だな。雪子姫の氷風呂の設定が好きだった(笑)。あとは学校に誰かが置きっぱなしにしてた「マジンガーZ」とか、「イヤハヤ南友」とか「バイオレンスジャック」は読んだ覚えがある。でも、ゲッターの漫画は、「小学X年生」の連載も含めて、一切リアルで見てないんですわ(ホントは描いてないけど(^^;)。これは「デビルマン」も「ハレンチ学園」も「あばしり一家」も同じ。アニメは見てるんだけどね。「真夜中の戦士(ミッドナイト・ソルジャー)」みたいな短編を読んでたりするのに、接するチャンスがなかったと。運がなかったんだろうなあ。あっと「キューティーハニー」「おいら女番」「けっこう仮面」は何故か最後まで読めてます(爆笑)。謎引く話が好きなせいか、どーもそんなんばっか読んでるよなあ。「酒天童子」とか(笑)どれもこれも印象が濃くてストーリーテリングにも影響を与えてるんで、子供の頃に読めてれば、また一つ違った私が出来てたかもしんないんだけど、これも定めか。

ちなみにデビルマンの世界、ミカエルの登場で確実に新段階に入ったと思われるんだが、次の話はどうなるんだあああああ!(爆)


って事で、しまりなく終わる。書いてる途中で関係性のなさに気づいちゃいかんわ(爆笑)

◎私と石川賢−或いは年寄りの戯言2−

 さてご本家。自覚を持って石川賢を読んだ、と言えるのは「魔獣戦線」。この話は今でも私の作品に激烈に影響を与えてます。多分生物系の設定に拘るのはこれの所為なんですよね。掲載紙がつぶれてラストが判らなくなった時、どれほど慟哭したか(笑)。双葉社の「完全版」でラストに期待を掛けたら、知ってるところで終わってたのでがっかり来たのを覚えてます。その後石川氏の神懸かりモノは、結構ちゃんと読んでるんですが、何故かまた此処で「虚無戦記」は読んでなかったりするのがいかにもイタノ。ライフワークらしいのに何してんだかな(爆)「聖魔伝」とか好きなのに。

聞くところによると、石川氏の本領はヤの字系(笑)にあるらしいんだけど、私の視界に入ってくるのは伝奇系とSF系しかないんで、そこしか追ってないな。それで語るのはアレかしらん。うむ。

◎私と山田俊司(笑)−或いは年寄りの戯言3−

 実は、初めて意識して覚えた「声優」(笑)。今や「キートン山田」として「ちびまる子ちゃん」の突っ込みナレが有名だけど、私にとっては未来永劫「憧れの俊ちゃん」である。ハヤトではまって、NHK教育の顔出し作品をチェックし、「一休さん」の義満にショックを受け(すぐ立ち直って「流石俊ちゃんは芸幅が広いなあ」とぽじてぶなヒトになったが(爆笑))、「新・サイボーグ009」でアルベルトをやってくれた事に歓喜し、とミーハーしてました。いやホント。よく他の声優が役に寄った発言とかしてるのに、彼はいつもインタビューでプロの演劇人的なすごーく冷静な愛想のない(笑)回答をしていて、そこがまた好きでしたね。だから、確かにミーハーにはまってはいるけど、声優とキャラを重ねはしなかったです。以後の声優も「無条件に声が好きー☆」ってのはあるけど、重ねたりしないのはやっぱり彼の力が偉大かも知れず。

今の俊ちゃんの年齢で、気障な二枚目は(出来るだろうけど)気分的にツライかなー、なんて思いながら、今回のOVAでは密かに期待してました。それ以前に彼だったら依頼が来ても受けないかな、とは思ったんですがね。ある本で「號をやる時出したかったけど、ちびまる子ちゃんが重なって駄目だった」ってのを知って、旧来のファンとしては、それはそれで惜しいことをしたな、と思いましたよ。ま、結果は内田さんも充分はまってて、結果オーライだったんですけど。淡々としたあのしゃべりがいつまで聞けるか判らないけど、頑張って欲しいです。塩沢氏の件があったんでかなり弱気(失礼)。戸田氏みたく顔出しももっとやって欲しいんだけどな。それとも気づいてないだけか?


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